東映魔女っ子シリーズ第7作の『魔女っ子メグちゃん』(1974年)は魔女「神崎メグ」と魔界の女王候補となるライバル「郷ノン」との駆け引きを描くお話

東映魔女っ子シリーズ第7作の『魔女っ子メグちゃん』は魔女「神崎メグ」と魔界の女王候補となるライバル「郷ノン」との駆け引きを描くお話

『魔女っ子メグちゃん』は、それまでの魔法少女物とは趣きが異なり、西洋における「魔女」の世界観やイメージを組み込んだ「魔の存在」として描かれている

魔法少女アニメの主人公よりも年齢が高めで思春期を迎えた年頃の少女像を伴ったメグの魅力と健康的なお色気を押し出した作風

話のいたるところに、視聴者サービスがあった。
魔界の次期女王候補生の魔女「神崎メグ」

神崎 メグ
神崎メグは神崎家の人々の優しさを知り、人間の温かさと家族の絆の大切さを知る

神崎 マミ

神崎(パパ 名前不詳)

神崎 ラビと神崎 アポ
神崎メグの魔法の呪文は「テクニク・テクニカ・シャランラー」(省略系「シャランラー」も使用する)

呪文は「テクニク・テクニカ・シャランラー」。投げキッスの要領で、指先から魔法を放つ。

指先から魔法を放つ

メグとノンの指先から放たれる魔法対決は、ハリー・ポッターの魔法の杖と杖の対決のようなもの。

魔法の力はハート形のペンダントヘッドに収められており、これがないと魔法力は極端に弱くなる。

メグのハート形のペンダントヘッドがサターンに奪われたために、魔法力が極端に弱くなっているシーン。
魔界の女王候補となるライバル「郷ノン」

郷ノン

キーランと郷ノン
郷ノンの魔法の使い方(特に決まった呪文はない)

目の前で横向きにVサインをかざして魔法を指先より放つ。

魔法を指先より放つ。

両手から魔法を出せる。

郷ノンがメグを助けている。白馬に乗っており、まさに白馬の王子様のような郷ノン。
『魔女っ子メグちゃん』の見所:「神崎メグ」と「郷ノン」の魔法対決
最初の魔法対決(第一話)はメグの惨敗。命を落としてしまうが、奇跡的に復活する。とてつもなくハードな始まり方。

郷ノンの不気味な演出の初登場シーン。強そう。

郷ノンの初魔法。いかにも凄そう。

郷ノンの強力な魔法をまともに受けてしまうメグちゃん

最初の魔法対決はメグの惨敗でメグは水死してしまう。

メグは完全に死んでしまっており、医者も手の施しようがない。

メグが死んだら話が終わってしまうので(まだ第一話)、当然、奇跡的にも生き返る。魔女なので。
そしてメグとライバルのノンの魔法対決や小競り合いは、最終回まで続く

以降も、メグとライバルのノンは魔法対決をしていく。

メグとノンの魔法対決が見所

ノンが先に仕掛けて、メグがケンカを買う。ノンが有利に進むが、メグが頑張り、結局、引き分けで終わる。

視聴者サービスで、メグの魔法でノンのスカートをめくるというのもあった。
魔界の者たち

サターン

凶悪な魔女「サターン」

メグとノンが協力して戦うシーン。ノンが魔法で作り出した魔法の矢をメグが作り出した魔法の弓で放つ。

チョーサン
女王を決定する最終選考の「神崎メグ」と「郷ノン」の壮絶なケンカ

魔法抜きの素手の取っ組み合いのケンカになる。

女王を決定する最終選考で「神崎メグ」と「郷ノン」の2人は壮絶な争いを繰り広げる

郷ノン「やめてよ!このお転婆!」

郷ノン「自分だって魔女じゃないのよ!」
人間の情に傾き過ぎたメグ、人間を常に見下して理解しようともしなかったノン、どちらも女王失格となる

魔女の国の女王
魔女っ子メグちゃん - TOEI ANIMATION
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