「3ナンバー」は社長の車、ナンバーによって自動車税が高額な昭和を振り返る

「3ナンバー」は社長の車、ナンバーによって自動車税が高額な昭和を振り返る

「3ナンバー」に乗っている人は大金持ちだとか、「3ナンバー」は自動車税が高いからな。というイメージを持っていたらオッサンです。自動車税が改正されたのは1989年です、昭和の自動車税と「3ナンバー」あるあるを振り返ってみましょう。


ナンバープレートの種類と当時の税金

車に乗る人はご存じだと思いますが、普通自動車でも車両のサイズによって3ナンバー、5ナンバーと分かれていますよね。昔はこの番号によって大きく税金が変わってきました。

1989年に排気量のみで課税される方式に変わったため、排気量はそのままでサイズアップする車が増えたので3ナンバー車が増えることとなりました。

ナンバープレートの区分

5ナンバー・3ナンバーの基準

サイズの基準

どのくらい自動車税が違うのか? 昭和59年を見てみましょう。

普通自動車自家用(3ナンバー)
3L以下 81,500円
3L以上
6L以下
88,500円
6L超 148,500円

小型自動車自家用(5ナンバー)
1L以下 29,500円
1L以上
1.5L以下
39,500円
1.5LL超 39,500円


このように、3ナンバーになるだけで、5ナンバーの車に比べて自動車税が倍以上かかっていました。メーカー側も売れる車を作るのは当たり前で5ナンバーサイズの車を多く作っていた為、今でもオッサンの間では3ナンバーは税金が高いというイメージがあったりしますよね。

3ナンバーあるある

そもそも3ナンバーサイズの日本車は少なかった当時、3ナンバーだと社長や医者、お偉いさんの車だというイメージでしたね。

社長の車と思われる

お金持ちの車を、あこがれの意味をこめて「3ナンバー」、庶民の車は「5ナンバー」、なんとなくステータスがありましたね。

3ナンバーは、あこがれの車

今では、あまり見なくなりましたが、大きい車は入庫できない駐車場がありましたね。「輸入車」だから、「3ナンバー」だからという理由で入庫できないのは、ちょっと困りますね。

駐車場で「輸入車」「3ナンバー」お断り

「3ナンバー」お断り

当時の3ナンバー車両

まさに、社長の車ということでサイズは大きいですね。
全長	5,280 mm
全幅	1,795 mm
全高	1,460 mm
排気量はY44型だと4,414cc

日産・プレジデント(250型)

トヨタの最高級車ですね。

全長5,120mm
全幅	1,890mm
全高	1,450mm
排気量は3,994cc

トヨタ・センチュリー(初代)

輸入車の多くが3ナンバーになってしまい、まさにお金持ちの車というイメージがありましたね。

輸入車

ボディは5/3ナンバー共通で、バンパーや排気量で3ナンバーな車

この車のボディサイズは5ナンバーサイズですが、グレードの高い2,555ccの車はもちろん3ナンバー。

全長	4,670mm
全幅	1,690mm
全高	1,465mm
排気量2,555cc

三菱・デボネア

日産・セドリックも大きい車になるとワゴンもあり3ナンバーになってしまう車もありました。

日産・セドリック(430型)

このように、基本ボディは5ナンバーサイズで作り、グレードの高いクラスとだと排気量の大きいエンジンを載せたり大きいバンパーを付けたりして売られていましたね。

同じ車種で2,800ccと2,000ccのグレードがあったとすると中古車市場では、税金が安い2,000ccの車の方が高額になってしまう逆転現象もあったとか。

中古車市場では逆転現象も

1989年 自動車税が改正

1989年と言えばバブル、シーマやセルシオなど3ナンバー車が爆発的なヒットとなった。これは「シーマ現象」と呼ばれ、3ナンバー車ブームのきっかけともいわれています。

時代は3ナンバーブーム

【シーマ現象】バブル時代の象徴的な車、初代日産シーマ - Middle Edge(ミドルエッジ)

1990年代後半にはこんな事も

自動車税はいつの時代も高いと感じてしまいますよね。1990年代後半には、税金の安い8ナンバー取得する為、なんとも変な改造をする車が増えました。

8ナンバーで税金を安く

事務室車の改造イメージ

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