バトルフィーバーJとは?

『秘密戦隊ゴレンジャー』と『ジャッカー電撃隊』は石ノ森章太郎が原作でしたが、この『バトルフィーバーJ』以降の作品は基本的にスタッフの共同ペンネームである「八手三郎」の原作となっています。
そのため、スーパー戦隊シリーズの第1作目はこの作品であるという趣が強くなっていました。
ストーリーのあらすじ

『ゴレンジャー』から続くスパイ物のアクションドラマのような流れでスタートした『バトルフィーバーJ』。
度重なるメンバーの交代など、ハードな展開もありつつ楽しいストーリーが展開されました。
バトルフィーバーJのメンバー
実質シリーズ第1弾だったということもあって、メンバーのスーツのデザインは独特でした。
そのため、強く記憶に残っている方は多いのではないでしょうか。

バトルジャパン/伝正夫

バトルフランス/志田京介

バトルコサック/白石謙作(初代)、神誠(二代目)

バトルケニア/曙四郎

ミスアメリカ/ダイアン・マーチン(初代)、汀マリア(二代目)
バトルフィーバーロボ
武将のようなデザインが印象的なバトルフィーバーロボは、シリーズ初の巨大ロボットです。
前年のレオパルドンに続き、ヒーローが搭乗するロボットとなりました。
序盤はまだ建造中であり、設計図を巡ったドラマが展開されました。

バトルフィーバーロボ
基本的な必殺技は「電光剣唐竹割り」です。この技の真似をしたという方もいらっしゃるのでは?
この他に「クロスフィーバー」や「電光剣ロケッター」が存在しました。

超合金バトルフィーバーロボ
こちらは当時発売されていたおもちゃです。なかなか中古でも見かけることはありません。

超合金魂バトルフィーバーロボ
そしてこちらが、近年発売されたバトルフィーバーロボの新しいおもちゃ「超合金魂」です。
まさに劇中そっくりの仕上がりです。発売された時に購入した方もいらっしゃるかもしれませんね。
主題歌のパチソン!
特撮ヒーローの主題歌といえば、同時に思い起こされるのがパチソンです。
何本ものアニメ、特撮番組の主題歌がまとめられたカセットテープなどによく入っていた、本編で流れたものとは別バージョンの主題歌をここで聴いてみましょう。
ちょっと外国人っぽい歌声と、子どもたちの呼びかけに応えるバトルフィーバーの声のやる気の無さ。
そして(おそらく女性がその場にいないため)応えないミスアメリカ。
さらに音程を間違えている2番の出だしなど、見事に「パチソン」らしさが発揮された一品です。
当時のテレビCM
最後に、当時放送されたコマーシャルをいくつか見てみましょう。懐かしいCMに出会えるかもしれません。
YouTubeでは、定期的に本編が東映によって公式配信されています。
ちなみに、2016年3月現在も配信が行われていますので、ぜひチェックしてみてください。