懐かしいサイボーグ・アンドロイドなアニメヒロイン

懐かしいサイボーグ・アンドロイドなアニメヒロイン

「アンドロイド(ロボットがベースで人間的にしたもの)」と「サイボーグ(人間の機能強化)」は厳密に言えば別物ですが、このまとめでは両方を列挙しています。70年代から90年代のサイボーグもしくはアンドロイドな人気があったアニメヒロインを振り返ってみましょう。70年代から80年代前半ごろは内部機能やメカニック図解が流行りガンプラでもメカニック版が出たほどでした。


アニス・ファームのバルテクター装着シーン

則巻アラレ(アンドロイド) 『Dr.スランプ アラレちゃん』(1981年)

則巻アラレ(のりまき アラレ)は、漫画作品『Dr.スランプ』およびそれを原作とするアニメ、劇場版、ゲームなどに登場する、架空のガイノイド(人間の女性に似せて作られたヒューマノイドで、女性のアンドロイド)である。『Dr.スランプ』の主人公。「アラレちゃん」という愛称で呼ばれることが多い。

則巻アラレの旧設定

原作やアニメ1作での設定。
中学生体型で製作されたアンドロイド。名前は、木緑葵に聞かれ思いつきで付けている。
製作目的やロボットだと隠す理由は、語られていない。アニメ1作235話では、ロボットと知られることでアラレと周囲の関わりが変わることを危惧している。
数学の能力は特に優れ、それ以外の学業成績も軒並み優秀である。。
料理はしないが、アラレの体内に誤ってオケラが入り込んだことで性格が変わったときには珍しく朝ごはんを作ったことがある。

則巻アラレの新設定

アニメ2作での設定
コンピューターで、ナイスなピチピチのお手伝いさんロボットを作ろうとしていたが、雷が落ち、設計が変わり中学生以下の体型になってしまった。
名前は、作る前からアラレと決めていた。
おなかには、停止装置が着いている。
ロボットだと隠す理由は、恥をかくからとなっている。
数学の能力などの学業成績も軒並み優秀であることは、原作とアニメ第1作と同じだが、料理も出来るようになった。
超能力は効かない。
(出典:Wikipedia「則巻アラレ」)

則巻アラレ 『Dr.スランプ アラレちゃん』

『Dr.スランプ』(ドクタースランプ、Dr.SLUMP)は、鳥山明による日本の漫画作品。『週刊少年ジャンプ』(集英社)にて1980年5・6合併号から1984年39号まで連載された。1993年から1996年には続編漫画『ちょっとだけかえってきた Dr.SLUMP』がVジャンプで連載された。

ペンギン村に住む発明家、則巻千兵衛が作った女の子タイプの人間型ロボット(アンドロイド)、則巻アラレのハチャメチャな日常を描いたギャグ漫画。基本は一話完結型だが、複数回に渡って続く時(千兵衛とみどりの新婚旅行や、運動会の話など)もある。
当初は則巻千兵衛を主人公として毎回発明品で失敗する、という方向性のストーリーであったが、担当編集者の鳥嶋和彦の強い主張により、アラレを主人公に据えて展開された。なお、本作が短期打ち切りとなった時のことを配慮し、連載開始前からすでに鳥嶋と次回作の打ち合わせをしていたことも明かしている。鳥山が大の車好きということもあり、扉絵にはアラレが自動車を運転する場面などが多く描かれた。しかしあまりに描きすぎて、担当の鳥嶋に注意されたこともあった。大概は鳥嶋の意向を汲んできた鳥山であったが、恋愛漫画を描くのが大の苦手であり、アラレとオボッチャマンのラブシーンの要求には気が進まず拒否したという。

1981年には『Dr.スランプ アラレちゃん』のタイトルでアニメ化され、大ブームを巻き起こし、視聴率36.9%とアニメ視聴率歴代3位を記録。

同年12月に発売されたジャンプ・コミックスの第5巻は、初版130万部を発行し『ドラえもん』(巻数は不明)の120万部を上回り、当時の日本におけるコミック単行本の初版部数を更新。さらに第6巻は初版220万部となった。1991年には愛蔵版、1995年から1996年には文庫版を発売した。2001年から2004年には、コンビニコミック版を発売し、2006年から2007年には、完全版を発売した。
(出典:Wikipedia「Dr.スランプ」)

『Dr.スランプ』(『週刊少年ジャンプ』(集英社)にて1980年5・6合併号から1984年39号まで連載)

レディ(サイボーグ) 『コブラ』(1978年)

元は人間で、事故により生命の危機に瀕した際に、生身の体を捨ててもコブラの相棒であり続ける事を選び、記憶をコンピュータに移し変え、今の姿になったとされている。

本名はエメラルダ=サンボーン(OVA版での声は高山みなみ)で、サンボーン公国の姫だった。詳細は「6人の勇士」編、「タイムドライブ」編などで描かれている。

登場作品:「刺青の女」、「ソード人の秘密」、「黄金の男」、「死の商人」、「サイコガンの秘密」、「ロボットはいかが?」、「シドの女神」、「カゲロウ山登り」、「6人の勇士」、「地獄の十字軍」、「ザ・サイコガン」、「タイムドライブ」

声:榊原良子(TV版、映画版、コブラ・ザ・アーケード、OVAおよび2010年TV版)、石川悦子(PCエンジン用ゲーム)、藤田淑子(プレイステーション用ゲーム)

コブラの相棒。ライブ・メタル(生命金属。古代火星人の遺した超技術で作られた超合金)のボディを持つ女性型アーマロイド。強靱なボディと優れた知力の持ち主。また、目からライトのように光を出して物体を照らし出し、内部を透視することもできる。コブラとは強い信頼関係で結ばれており、互いの危機には命を投げ出す事も辞さない。全く登場しないエピソードも多いが、TV版では終盤を除いてほぼ全編に渡って登場しており、原作未登場のエピソードにも登場している。

スリーサイズはバスト:88cm、ウエスト:60cm、ヒップ:89cm(「6人の勇士」編より)で、身長はコブラよりもやや高い。寺沢によれば、レディはハイヒールを履いていないため、2人を同じ身長にするとバランスがとれず、すごく小さく見えてしまうとの理由からである。

コブラがジョンソンとして生活している間は、変な言葉遣いをするメイドロボットに扮していた。
「シドの女神」編では、サラマンダーの罠に嵌り爆発に巻き込まれ破壊されてしまうが、マゼラン博士によりボディを修復された。

「6人の勇士」編では、冒頭で火炎林にある神殿内のゴクウを封印していた石の中に彼と入れ替わりで閉じ込められる。レディを解放するため、コブラは6人の勇士を集め、宿敵クリスタル・ボーイを倒すための旅に出ることになったが、彼女こそが実は最後の「6人の勇士」であった。
(出典:Wikipedia「コブラの登場人物」)

レディ 『コブラ』

女性型アーマロイド「レディ」

『コブラ』(COBRA THE SPACE PIRATE)は寺沢武一の漫画作品。および作品内の主人公の名称。

左腕にサイコガンを持つ一匹狼の宇宙海賊・コブラの活躍を、アメコミ風タッチで描く痛快SFアクション(スペースオペラ)。原型となる作品に『シグマ45』がある。

『週刊少年ジャンプ』で1978年から1984年にかけて断続的に連載され、1982年には映画化、TVアニメ化されるなど人気を得た。その後も『スーパージャンプ』、『コミックフラッパー』と掲載誌を変えながら、断続的にではあるが継続している。

寺沢が癖の強い人物で、さらに作画に極めてこだわることから週刊連載が不可能になるが、当時の編集長であった西村繁男のお気に入りの作品であったことから優遇され、第2部「黒竜王」編(1981年)以降、ジャンプでは珍しい描き溜めシステムがとられ、ある程度執筆が進んだ段階で連載再開→エピソード終了による連載休止が繰り返された。

西村によると、せっかく人気が上昇してもすぐに中断になることから、なかなかスムーズにいかなかったらしい。西村がジャンプの編集長を退任し、新たに『スーパージャンプ』を創刊し編集長に就任すると、寺沢も共に移籍した。
(出典:Wikipedia「コブラ (漫画)」)

寺沢武一のSF漫画『コブラ』を原作としたアニメ作品

劇場作品『SPACE ADVENTURE コブラ』 (1982年7月3日公開)
TVアニメ第1作「スペースコブラ」(1982年10月7日から1983年5月19日までフジテレビ系で全31話)
TVシリーズ第2作「COBRA THE ANIMATION」(2010年1月2日)

コブラの相棒「レディ」

ネンネン(美少女ロボット) 『ろぼっ子ビートン』(1976年)

声 - 平井道子
第24話「ネンネンは裸でごめんネ」から登場した美少女ロボット。マリリン・モンローをモチーフとした、お色気を意識したデザイン。アメリカからやってきた。空を飛ぶことも可能。

紅く染まった唇や色っぽい目つきが特徴的。頻繁に裸になるシーンが多く、乳房や乳首も描写されている。普段はパンティが見え隠れするマイクロミニのセーラー襟のワンピースに真っ赤なブーツ、休むときにはベビードールを着用。

持ち歩いている大きなトランクは、ネンネンを収納できるサイズ。身を丸くして休むこともでき、開くとシャワールームにもなる。シャワーや水浴びが大好きで、いつでもどこでも服を脱ぎ捨てて裸になり行水をするため、ビートンやブリキンをはじめ、人間のマーちゃん、ガキオヤジたちもどぎまぎしてしまう。左腰についているスイッチを押すとパンティが消え、お尻の右側にある注入口にエネルギー補給機を挿入し補給する。スーツケースに保管されていたが、機動性を考えてビートンが預かり、お腹の引き出しに収納している。補給の際「早く~」「とっても気持ちいいわ~ん」と妙に艶かしい発言を漏らす。

なお、中盤から登場するお色気キャラクターの推敲にあたって、作画の安彦およびスタッフ数人が近所のストリップ劇場に視察に行った。後にそのことがバレて、女性スタッフから冷遇されたという。
(出典:Wikipedia「ろぼっ子ビートン」)

ネンネン 『ろぼっ子ビートン』(1976年)

ビートンは、ネンネンが大好き。

西山 理美 / リミット(サイボーグ) 『ミラクル少女・リミットちゃん』(1973年)

原作 永島慎二、ひろみプロダクション
放送期間 1973年10月1日 - 1974年3月25日
声の出演:西山理美/リミット…栗葉子、西山博士…柴田秀勝、トミさん…野沢雅子、グー…千久松幸子、ほか
話数 全25話
厳密な意味での魔法ではなく科学を題材とした近似ジャンル作品である。『魔女っ子コレクション』や『魔女っ子大作戦』など、シリーズを扱った商品展開では含まれていないことがある。

『ミラクル少女リミットちゃん』 (ミラクルしょうじょリミットちゃん) は、永島慎二・ひろみプロダクション(現:おもちゃ箱)原作のSFサイボーグアニメ作品・漫画作品。1973年10月1日から1974年3月25日にかけてNET(現:テレビ朝日)系列で、毎週月曜日19時00分から19時30分に全25話が放送された。
一般には、東映魔女っ子シリーズ第6弾として扱われている。
(出典:Wikipedia)

「ミラクル少女リミットちゃん」(東映魔女っ子シリーズ)

人間ではないというコンプレックスを持つ。ミラクルパワーを使って人助けをしていく中で心の成長を遂げていく。

西山 理美 / リミットは心優しいサイボーグ少女。

飛行機事故で瀕死の重傷を負ったが、科学者である父親の西山博士によってサイボーグ手術を受け、一命を取り留める

ミラクルパワーに関わるアイテムには、マジックペンダントに似たデザインがあしらわれているものがあり、その部分は機能の発動に大きく関与している。七つ道具といわれるが、この場合は「幾多の道具」の意味であり、次の8つが確認されている。

「マジックペンダント」
ミラクルパワーの使用に使うほか、「チェンジフェイス」機能により、ドレスチェンジや変装ができる。婦人警察官となって悪漢を懲らしめたり、ボスを指導したりしていた。

「フライングバッグ」
通常はショルダーバッグだが、本体より羽が生え、ロケットを噴射し、バッグのひもを持って空を飛ぶことができる。

「マジックベレー」
赤いベレー帽であるが、後頭部にはナイトキャップやサンタ帽を思わせる大きく突き出た部分がある。その先端は丸い意匠を持つ。やわらかいが、内部に小型テープレコーダー機能と、イオンロケットエンジンによる飛行能力をもち、超小型コンピューターにより自立航行・判断を行う、いわば「ロボット伝書鳩」である。先端の丸い意匠は、音声録再時はマイク兼スピーカー、飛行時は丸さが消えロケットノズルとなる。リミットが、研究所にいる西山博士に連絡を取りたい際に頻繁に使用した。ベレー帽の正面部にペンダントと同じ意匠があり、機能の切換や発動に用いられる。

「ダンシングブーツ」
赤いロングブーツであるが、つま先付近の外側のスイッチを押すと、ワルツやゴーゴーなどのダンスのステップを踏むことができる。また、サーチライト機能もあり、つま先内側のスイッチで作動する。踵の部分に黄色いリングが巻かれている。

「フラワーリング」
宝石の周りを花形のダイヤルで囲んだ指輪。ダイヤルを合わせると、花の香りや催眠作用のある香りなど、さまざまな作用をもたらす香りを芳香させることができる。宝石の台の部分は石の周りにペンダントと同じ意匠があしらわれている。普段着けていられない時は、バッグなどに忍ばせていることもある。

「びっくりコインパース」
ガマ口タイプの小銭入れ。泥棒に取られた際、犯人が開封しようとすると小銭が大量に射出され、犯人を撃退するブービートラップ付き(もりお竜が作画したテレビランド誌の漫画版にてのみ登場した機能で、本編では使用せず)。留め金部分がトラップの発動キー。本編では第9話にフライングバッグの中身として一瞬だが登場している。

「透視コンパクト」
コンパクト形の透視装置。コンパクトのふたから透視光線を照射し、30cm程度の壁を透視することができる。

「リップクリーム」
一見普通のリップクリームだが、これを使って何か書くと、あぶり出しをすることができる。第16話で誘拐された際、手紙に暗号を書き添えるために使用した。
(出典:Wikipedia)

リミットちゃんの七つ道具

003=フランソワーズ・アルヌール(サイボーグ) 『サイボーグ009』

メインヒロインでサイボーグ戦士の紅一点。16歳(旧)17歳(新)19歳(平)。1月24日生まれ。作品冒頭では「アルヌール・フランソワーズ」だったが、天使編での中断以後に修正された。フランス人。作品時期によって「フランソワーズ」「アルヌール」「フランソワ」と呼び名は様々である。

金髪蒼眼の美少女で、赤いヘアバンドが特徴。その美貌と綺麗なスタイルから、有名カメラマンにモデルとしてスカウトされるなど、彼女の美しさに関するエピソードも多い。

元はプリマバレリーナを目指す普通の少女だったが、偶然ブラックゴースト団に目をつけられて誘拐された後、改造された。他のゼロゼロナンバーは様々な事情を抱えていたが、彼女だけは誘拐される際「年頃の少女が不意にいなくなることは良くあること」と言われている。平成版アニメではブラックゴースト団に「バレエ団に入れる」と騙されて連れて行かれた。
(出典:Wikipedia「サイボーグ009の登場人物」)

サイボーグ戦士「003=フランソワーズ・アルヌール」

サイボーグ戦士「003=フランソワーズ・アルヌール」

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