闘将ダイモス

闘将ダイモス
主なストーリーは……
主な登場人物

竜崎一矢(りゅうざき かずや)

夕月京四郎(ゆうづき きょうしろう)

和泉ナナ(いずみ ナナ)

三輪防人(みわ さきもり)

リヒテル

バルバス

ライザ

エリカ

マルガレーテ

オルバン大元帥
主人公メカ「ダイモス」他

ダイモス

トライパー75S

トランザー

ガルバーFXII
オープニング他動画
闘将ダイモスの最終回
恒星間航行宇宙要塞小バーム内では、リヒテルがついに全ての黒幕オルバン大元帥を追い詰めようとしていました。
が、オルバンは冷凍睡眠で眠っているバーム十億の民の生命維持装置を破壊するぞと脅し、刀を捨てるように命令するのでした。
「卑怯だぞ、オルバン!」
が、ここは従うより他ありません。リヒテルの手から刀が落ちます。そのリヒテルに迫る衛兵達。危うしリヒテル!
が、ここで銃声が響き、衛兵の手にした刀が打ち砕かれました。
「兄上、今です!」
その場に新たに現れたのは、銃を手にしたエリカです。
「バームの民と父の怨み、思い知れ!」
刀を拾い上げたリヒテルは、ついにオルバンを討ち取ったのでした。
しかし、なんとオルバンは自分が死ぬと小バームが木星に突入するように仕掛けていました。オルバンの死と共に、小バームは木星へと突入を開始してしまいます。このままでは木星の大気に吹き飛ばされ、小バームはおしまいです。
それを知った地球側の突入部隊は小バームの動力コントロールルームを目指しますが、途中の通路が要塞化されており、近づくことができません。
そこで一矢がトランザーで通路に突っ込むという手に出ます。
しかしトランザーは四方八方からの銃撃で破壊され、操縦席の一矢もダメージを受けて投げ出されてしまいました。
「くそぉ……っ! もう少し……」
コントロールルームを目の前にして、一矢は一歩も動けなくなります。
その一矢の前に、なんとリヒテルが舞い降りました。
「エリカをお前に託す」
一矢に言うと、彼はコントロールルームへ突進しました。銃撃を受け、傷つき、羽も片方失いますが、リヒテルはなんとかコントロールルームに到達したのです!
小バームの木星への降下は止まり、逆噴射を始めて木星から離れ始めました。危機は去ったのです!
しかし、そんな小バームから飛び立ち、木星へと突っ込んでいく小型艇がありました。
「さらば、エリカ……さらば、竜崎一矢よ……バーム十億を助けてくれた地球人に許しを請うには、余はあまりにも多くの地球人を殺し過ぎた……余は自らの手で、自らを裁く……! さらばだ……」
小型艇に乗っていたのはリヒテルでした。そして彼はそのまま、木星の大気の中で散ったのです。
一矢はダイモビックの乗員達によって救出され、担架で運ばれます。
傷ついた一矢が差し出した手を、エリカがそっと握るのでした。