高校の頃ホモだと自覚したグレッグ(シャスティン・ロス)、
スポーツ・ヒーローだったが実社会では無能だったリチー(グレッグ・バージ)、
整形美人のヴァル(オードリー・ランダース)…。
そんなオーディション会場にキャシー(アリソン・リード)がかけつけてきた。かつて彼女はザックと恋人同士だったが、女優を夢見てハリウッドヘ行ったが夢破れて古巣に戻ってきたのだ。
そんなキャシーにザックが厳しく言い放つ。一度でも主役を張った人間がコーラスに耐えられるはずがない、と。しかし彼女は、自分にはダンスしかないとザックに懇願する。
最後は、女性的な容姿のためにいつも女役しか振り当てられないと悩むポール(キャメロン・イングリッシュ)だ。
そのポールがルーティンを踊るうち、足の筋を切ってしまった。やがてすべてのオーディションは終り、発表のときがきた。
ヴァル、マイク、リチー、ビビ、ダイアナ、マーク、ボビー、そしてキャシーが残った。彼ら8人は明日から本番に向けて、さらに厳しい稽古に入ることになった。
役者それぞれが苦悩を抱えながらも夢を掴もうとする姿がとても印象的でした。また皆ライバルなのですが、同じ道を目指しているので仲間意識が芽生えます。しかし最後の結果では選ばれた人しか残れないので複雑な気持ちにさせられますが、苦労して勝ち取ったステージで踊るダンサー達はパワフルでカッコいいです。
映画『コーラスライン』の原点
映画『コーラスライン』は、マイケル・ベネットが手がけたミュージカルを元に制作されています。
はじめに Introduction|『コーラスライン』作品紹介|劇団四季
マイケル・ベネット(1943–1987)
ちなみにミュージカル『コーラスライン』が生まれたきかっけをマイケルはこう話しています。
クリエイター<マイケルベネットが語る>|『コーラスライン』作品紹介|劇団四季
日本では、劇団四季でミュージカル化!!
生で『コーラスライン』のミュージカルをみたい方は、2016年にも公開予定があるみたいなのでチェックしてみて下さい。