ウォー・シミュレーションゲーム「大戦略」憶えていますか?

「本格派」の香りが漂っていた大戦略シリーズ

「大戦略」ユーザーになじみの深い「アイランドキャンペーン」
へクスで区切られたマップが新鮮だった「大戦略」シリーズ
本格的なウォー・シミュレーションとして、やり込み要素があった「大戦略」。
当時はシミュレーションといえば「信長の野望」に代表される戦国シミュレーションと、人気を二分していたかと思います。

六角形のマス(ヘクス)で区切られたマップを、自軍の兵器ユニットで進撃して相手の都市を占領する「大戦略」

各兵器に相性があり「攻撃ヘリ→戦車」「戦闘機→攻撃ヘリ」「対空車両→戦闘機」「戦車→対空車両」といった駆け引きが
一般的なウォー・シミュレーションはマップ上にあらかじめ布陣されたユニットを用いますが、大戦略シリーズはユニットの生産を行えました。
私は「信長の野望・全国版」を遊んだ後に「大戦略」で遊んだため、最初のうちはこのマップ上でターンが進んでいくことや、生産の概念に慣れなかったのを憶えています。

信長の野望:通常モード

信長の野望:戦闘モード
【歴史シミュレーション】「信長の野望」「三国志」はじめとするコーエーの代表作まとめ - Middle Edge(ミドルエッジ)
「大戦略」シリーズ化されるなかで試行した方向性

より高度な戦略性を求めるファン層と、より間口を広げてライト層に訴求すること
主な大戦略シリーズ
大戦略II(1987年3月20日)

大戦略II(1987年3月20日)
スーパー大戦略(8bit機向け)

スーパー大戦略(8bit機向け)
大戦略IV(1992年6月)

大戦略IV(1992年6月)
この他にも数々の「大戦略」シリーズがパソコン、家庭用ゲーム機、携帯ゲーム機にてリリースされました。
今となっては懐かしい「生産方式」

各国の軍事兵器が登場した「生産方式」

こちらは生産方式「アメリカ1」のパターン
時代と共に進化するバトルシーン

昔は当然ながら、非常にシンプルな描写でしたね

描写はシリーズを重ねるごとに進化

よりリアルな描写へと進化を続けていきます
いかがでしょうか、大戦略。
個人的にはWindows版以降はやらなくなってしまったため、80年~90年代前半までの知識の寄せ集めとなってしまっていることをご容赦ください。