【アルペンCM】松本典子×真木蔵人(1989~1990年シーズン)
アルペンの定番となったドラマっぽいCMの第一弾は、松本典子と真木蔵人の二人から始まった。
ストーリー仕立てが特長でCMの最後には「つづく」と表示していました。
(1987年は松本典子が単独、1988年は松本典子とダンプ松本が出演。)
1989年のキャッチコピーは「この冬スキー」。

1989年『アルペンCM 出会い編』松本典子、真木蔵人
1989年アルペンCMソング『あいにきて I・NEED・YOU』GO-BANG'S
松本典子と真木蔵人では、スキーCMの他に夏のゴルフバージョンも放送されていた。
【アルペンCM】田中律子×真木蔵人(1990~1991年シーズン)
キャッチコピーは「行っちゃおう!スーパースキーだ」。

1990年『アルペンCM 出会い編』田中律子、真木蔵人

1990年『アルペンCM 嫉妬編』田中律子、真木蔵人

1990年『アルペンCM ナイトスキー編』田中律子、真木蔵人
1990年アルペンCMソング『Shy Shy Japanese』東京少年
松本典子と真木蔵人と同様に、田中律子×真木蔵人でも夏のゴルフバージョンが存在している。
【アルペンCM】田中律子(1991~1993年シーズン)
1991~1992年は田中律子がメイン、男性のメインキャストはいなかった。
キャッチコピーは「スキーで冒険」。

『アルペンCM』田中律子
1991年アルペンCMソング『スキスキ有頂天国』FAIRCHILD
1992年のキャッチコピーは「あなたに近いアルペン」。
1992年アルペンCMソング『あきらめないで』貴島サリオ
【アルペンCM】村上淳×三浦早苗(1993~1994年シーズン)
1993年に広瀬香美の歌が初登場。
キャッチコピーは「若さとは-Chance of Love-」。
1993年アルペンCMソング『ロマンスの神様』広瀬香美
【アルペンCM】荒木定虎×坂下千里子(1994~1995年シーズン)
キャッチコピーは「冬に目覚める天使たちへ」。
1993年アルペンCMソング『幸せをつかみたい』広瀬香美
【アルペンCM】鈴木一真×坂下千里子(1995~1996年シーズン)
キャッチコピーは「ゲレンデがとけるほど恋したい。」。
1995年アルペンCMソング『ゲレンデがとけるほど恋したい』広瀬香美
【アルペンCM】加藤晴彦×増田裕子(1996~1997年シーズン)
1996年、加藤晴彦がアルペンCMに初登場。
このシーズンから年内と年始で2曲を使い分けた。
キャッチコピーは「恋は、冬に咲く。」。
1996~1997年アルペンCMソング『DEAR...again』『真冬の帰り道』広瀬香美
【アルペンCM】加藤晴彦×渡邊真里子(1997~1998年シーズン)
キャッチコピーは「最高、わたし。」
1997年アルペンCMソング『promise』『pianissimo』広瀬香美
【アルペンCM】加藤晴彦×内田なお(1998~1999年シーズン)
キャッチコピーは「恋する度に冬が好き」。

1998年『アルペンCM』加藤晴彦、内田なお

1998年『アルペンCM』加藤晴彦、内田なお
1998年アルペンCMソング『ストロボ』『I WISH』広瀬香美
【アルペンCM】加藤晴彦×品田ゆい(1999~2000年シーズン)
キャッチコピーは「まっしろなホント。」

1998年『アルペンCM』加藤晴彦、品田ゆい

1999年『アルペンCM』加藤晴彦、品田ゆい
1999年アルペンCMソング『恋のベスト10』『BEGIN~いくつもの冬を越えて~』広瀬香美
2000~2002年はヒロイン役に椎名法子を2シーズン起用。
【アルペンCM】加藤晴彦×椎名法子(2000~2002年シーズン)
キャッチコピーは「やっぱアルペンでしょ」。
2000年アルペンCMソング『More More Love Winters』『Search-Light』広瀬香美
2001年アルペンCMソング『velvet』『月の下で逢いましょう』広瀬香美
【アルペンCM】加藤晴彦(2002~2006年シーズン)
広瀬香美が体の不調をきっかけに活動を休止。
2007年にリリースされたアルバム「Alpen Best Kohmi Hirose」に収録されている「ロマンスの神様 ~弾き歌いVersion~」まで約5年間、アルペンとのタイアップ曲が途切れる事となる。
また、CMの内容もストーリー仕立てではなく、加藤晴彦が単独で出演するようになる。
2002年アルペンCMソング『T.T.T』MINMI
2003年アルペンCMソング『Crystal Love』melody.
2004年アルペンCMソング『Next to You』melody.
2005年アルペンCMソング『SPARKLE☆TRAIN』SOULHEAD
2006年アルペンCMソング『君はゆける』磯貝サイモン
【アルペンCM】加藤晴彦×上村愛子(2007~2009年シーズン)
活動停止中である広瀬香美の曲を5シーズンぶりにCMソングに起用。
また、2007年から3年連続でスキー・モーグルの上村愛子選手を起用した。
2007年のキャッチコピーは「ずっとスノーボーイ」「ずっとスノーガール」「もう一度ゲレンデで恋しよう。」
2008年のキャッチコピーは「家族で、みんなで、ゲレンデへ。」
2009年のキャッチコピーは「なかなか、やる値!」
2007年アルペンCMソング『ロマンスの神様〜弾き歌いVersion〜』広瀬香美
2008年アルペンCMソング『冬のモチベーション』広瀬香美
2009年アルペンCMソング『とろけるリズム』広瀬香美
【アルペンCM】加藤晴彦×川崎郁美(2010年シーズン)
キャッチコピーは「雪コンしよう。」
2010年アルペンCMソング『LOVE-MEETING』広瀬香美
【アルペンCM】加藤晴彦×桜田加菜、友理奈(2011年シーズン)
キャッチコピーは「雪ガールになろう!」

2010年『アルペンCM』加藤晴彦×桜田加菜、友理奈
2011年アルペンCMソング『フリーダム』広瀬香美
【アルペンCM】加藤晴彦×竹下明希(2012年シーズン)
アルペンCM王道の恋愛ドラマ風に。
キャッチコピーは「雪の上の再会は、運命に変わる。」
2012年アルペンCMソング『Love Again』広瀬香美
【アルペンCM】加藤晴彦×高杉あおい(2013年シーズン)
キャッチコピーは「大人の恋には、○○がある。」
2013年アルペンCMソング『ストレートに好きと言おう』広瀬香美
【アルペンCM】加藤晴彦(2014年シーズン)
2014年はアルペングループのスキー&スノボブランド「kissmark」に加藤晴彦が単独出演。
2014年アルペンCMソング『Snow Fall』広瀬香美
【アルペンCM】加藤晴彦(2015年シーズン)
従来、男女の恋愛を中心に描いてきたアルペンCMが初めて「親子」を題材に。
加藤晴彦は父親役として登場。
キャッチコピーは「雪が子供を大きくする。」
2015年アルペンCMソング『曲名不明』広瀬香美
日本の冬に欠かせないアルペンのテレビCM
1989年から数えると25年の歴史を持つアルペンCM。
まるでトレンディドラマのようなスキーロマンスを描き、かつての若者たちをゲレンデに駆り立てました。
もはや日本の冬には欠かせない一つの文化とも言えるのではないでしょうか。
2015年シーズンのCMでは、とうとう父親役を演じた加藤晴彦。
2016年以降はどんなCMになるのでしょうか?
「ガイアの夜明け」で映し出されたアルペンの”今”
2019年8月27日に放送された「ガイアの夜明け」(テレビ東京系)で、かつてとは商材をガラッと変えたアルペンが特集されました。
スキーブームが終了し、数百名ものリストラを敢行するなど、90年代以降は経営の悪化に苦しんでいた同社。しかし、”第2次キャンプブーム”と呼ばれる昨今、勢いを取り戻しているそう。
人気のアウトドア商品に注目し、今年4月には千葉県柏市に世界最大級と称されるアウトドア専門店を開店させるなど、今再び経営状態が上向いているそうです。
同番組では、店舗でアウトドアに精通したスタッフが丁寧に接客している様子が映し出されていました。なかには1日20回ほどテントの組み立てをコーチングするスタッフも!
90年代に一斉を風靡したアルペン。二代目の社長である水野氏と共に”改革”を推し進めるのは、企業の営業戦略立案や店舗改革で優れた結果を残してきたという二十軒翔常務。
かつての栄光にすがることなく、”チャレンジャー”であるという意識がこれからの同社をどのように発展させていくのか、期待大です!