VHS対ベータの規格争い
(左)VHS (右)ベータ
VHS陣営
松下電器産業(パナソニック)
ベータ陣営
戦略には両社の特徴が現れました
開発志向のベータVS家庭用向きのVHS
「VHSの実質的勝利」で決着
家電品史上例のない規格対立戦争は1980年代まで続くこととなったが、一般的傾向として録画時間が長く、また販売店の多かったVHS陣営が1980年代初頭頃から優勢に。
1980年代半ばには「VHSの実質的勝利」という認識が拡がった。
東芝・三洋などベータ陣営のメーカーもVHS方式の併売をはじめ、程なくベータ方式の新規開発を取りやめVHSへ鞍替えすることに。
ベータ方式の規格主幹であるソニー自身も1988年にVHSの併売に踏み切り、ベータ方式は事実上の市場撤退となった。
販売戦略による要因
ビクターがOEM供給に力を入れた
技術的要因
量産、低価格化が容易だったVHS
ソフトのラインナップ
VHSはアダルトビデオにも積極的だった
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いまとなってはどちらも懐かしい製品ですよね。
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