『ジバクくん』

「夢」を持った少年少女のストーリーです。
ファンタジー要素がいっぱいなのにもかかわらず、ところどころに見受けられる、「柴田亜美」節・・・。
ことに、劇画調の顔をしたピンクの丸い物体が、一般市民を守る聖霊だっていうんですから、センス大爆走です。
原作漫画と違う点が数多くありますが、これはこれで楽しめます。
テーマが「夢」だけあって、毎回サブタイトルに「夢」という言葉が入っていました。
概要
あらすじ
登場人物紹介

聖霊(ジバクくんなど)
両の手を開くと「自爆」してしまう生物(ナマモノ)。といって死にはしない。
アブラゼミのような、「ジー」という声で鳴く。
12の世界に一体ずつ存在しており、彼らと一緒にいることがGCの証の一つ。
ツェルーの「ジバク王」だけは言葉を話す。
主な「使用」方法は、トラブルモンスターに向かって投げること。
主なGC

爆(ばく)
主人公。夢は「世界制覇」。熱血漢なのかクールなのかよく分からない。
というか、あまり派手なリアクションをしない。
しかし胸に抱いたその夢、野望は大きく強く、他者が数年がかりで体得した技を一瞬で会得してしまうことも。
ジバクくんを「丸い物体」と言い、社交辞令で礼を言ったり褒めたりする。

ピンク
2の世界「セカン」のGC。ライセンスは「超能力」。
透視やテレポートが得意。祖母シルバも元はGCであった。
炎に助けられて以降憧れを抱いていた模様。
祖父と母を針の塔の呪いで殺されたが、そのことを知らずにいた。
ネーミングセンスがやや壊滅的。

カイ
3の世界「サー」のGC。ライセンスは「武術」。師匠はフネン仙人。真面目な分割を食う人。
GS(グレート・ソルジャー)
GCの中でも特に実力ある者に授けられる称号。永遠の若さと命、針の塔に住まう権利を与えられる。
しかし試験があり、失敗すると「ナレノハテ」という化け物となり、「不燃物島」と言う場所で永久にさまよう羽目に。

炎(えん)
すべてのGCの憧れの存在。獏の夢を笑うことなく、ジバクくんを託した。

雹(ひょう)
ピンクの祖母、シルバに「呪い」をかけた張本人。知らぬ間に自信にけがを負わせた爆い歪んだ「愛情」を抱く。剣の使い手。
その他

フネン仙人
カイの師匠。ふざけた外見だが実力は折り紙つきで、ヒゲ三本で岩を破壊可能。
爆に、モノやトラブルモンスターを破壊できるポイント「秘点」を教えるべく、ある修行を申し渡す。
実は元GSの激(げき)であり、破壊するだけの「技」の他、相手の痛みを浄化する「術」を教えた。
この姿には「呪い」でなった。

激(げき)

シルバ
ピンクの祖母。GSの素質があったが、愛する人と生きるために永遠の命を蹴った。
それがため、夫、娘ともに失う羽目になる。
シンハという技を使うが、爆がすぐにそれを会得。

天(あまの)
またの名をねむり姫。針の塔でずっと眠っている。

斬(ざん)
ラスボス。
この世界の混乱の元たる「目覚めの毒」を使用していた。