TOKIOも体張っていたバラエティ「ガチンコ」をプレイバック
TOKIOと言えば、今では「本業は農業」とまで言われる異質すぎるアイドルグループですが、1999年から始まったリアリティバラエティ「ガチンコ」でも、鉄腕DASHとは違った意味で体を張っていました。
今のTOKIO人気の礎になったとも言える「ガチンコ」をプレイバックしてみましょう。

ガチンコとは?
ガチンコとは、1999年から約4年間、TBS系列にてTOKIOの5人メインで放送されていたバラエティ番組。同じ時期に、同じ局で、同じジャニーズであるV6がメインだった「学校へ行こう」と比べると、学校~は、よりポップでファミリーで観ることができるような番組作りに対して、ガチンコはその名の通り、時には掴み合いの喧嘩あり、時には悔し涙ありなど、よりリアリティに追求しており、時にはバラエティらしくないシリアスな場面も視聴者を釘付けにしていた。

ガチンコファイトクラブ


ガチンコの代名詞的コーナーが「ファイトクラブ」である。
街中にたむろする札付きの不良たちを集め、ボクシング試験の合格までをサポートしていくドキュメント風バラエティ。バラエティと言いながら、不漁たちを集めただけあって、常に殴り合い直前の緊迫した場面が流れていた。
実際、何名かはプロテストに合格し、プロボクサーとなっている。
竹原慎二
竹原慎二 - Wikipedia

BE-BOP予備校

ファイトクラブの勉強版ともいるべきコーナーが、この「BE-BOP予備校」である。
つまり不良が、こわもての講師・大和龍門指導の元、志望校合格を目指す主旨だが、実際は不良たちと大門の喧嘩シーンがほとんどだった。不良以上に大門のほうが怖いと言う声が続出していた。
結局、1名しか合格に至らずコーナーは終了した。
大和龍門

ラーメン道シリーズ

ラーメンの鬼と恐れられていた「支那そばや」のオーナー佐野実氏が講師となり、のれん分けできるまでの軌跡を追ったコーナー。
他のコーナーに比べ、ぶつかり合いは少ないものの、佐野氏があまりにも恐ろしすぎて戦慄が走った。
番組に出演することで、「支那そばや」はラーメン通だけでなく、一般にも認知され、全国にお店が広がった。
佐野実

漫才道

やらせを一切しない、演出も基本的にNGとい条件で、オール巨人が講師となった芸人養成企画コーナー。
後の山里亮太(南海キャンディーズ)やレギュラー、ヤナギブソン(ザ・プラン9)などが、新人時代このコーナーに出演している。

オール巨人

いかがでしたでしょうか?当時、ヤラセ疑惑が湧きおこったり、常に話題を振りまいていましたね。今の時代では確実に放送できない内容ばかりな気がします。これくらい攻めている番組が、今も欲しいものです。