みんな〜やってるか!(1995)
北野武初のコメディ映画ということから、芸名のビートたけし名義で製作された作品です。今までのシリアス路線とは全く違う作品のため、酷評を受けることもありますが、芸人ビートたけしが好きな人には楽しめる作品です!
北野武の自己評価も低い作品ですが、淀川長治は「斎藤寅次郎、マック・セネットの再来」と褒めたそうですよ!
キッズ・リターン(1996)
1994年に起きたバイク事故からの復帰作です!北野武は漫才師時代から『レイジング・ブル』のようなボクシング映画を撮ってみたいという夢を持っていたそうですが、この作品でその構想を実現しています。
第39回ブルーリボン賞の監督賞、第7回文化庁優秀映画作品賞を受賞し、この作品でデビューした安藤政信や、金子賢も、第11回高崎映画祭の最優秀作品賞、最優秀新人男優賞を受賞したことなどから、俳優として注目されるきっかけになった映画ですね!
HANA-BI(1998)
日本を含め世界各国で数々の賞を受賞し、世界的に注目を集めた『HANA-BI』は、邦画が禁制されていた韓国で初めて公開された映画だそうですよ!黒澤明監督からの評価も高く、「黒澤 明が選んだ百本の映画」にも選ばれ、絶賛されています!
作中に堀部が描いたものとして登場するシュールな絵は、北野武が描いたということも話題になりました!
菊次郎の夏(1999)
「菊次郎だよ!バカヤロウ!」の台詞や、久石譲が手がけたメインテーマ曲「Summer」が印象に残る映画でしたね!
「菊次郎」は北野武の父親の名前ですが、なぜ主人公を父親の名前にしたのかとインタビューで質問された時に、「久々の墓参りみたいなもんで、忘れてはいませんよってことで映画に使った」と本人が話しています。北野武らしい父親への愛情表現ですね!
カンヌ国際映画祭で公式上映された時には、スタンディングオベーションが5分以上も続き、北野武もあまりの歓声に涙しています!受賞はできませんでしたが、その結果にひとりの審査員が激怒し、途中で帰ってしまったそうですよ!