まずはこの音を覚えていますか?
当時、日本の道路運送車両の保安基準では、約100km/h、軽では約80km/hを超えると、チャイムやブザー等の効果音を鳴らさなければならないという決まりがあり、殆どのチャイムの構造は小型の鉄琴と同じ仕組みで、独特の「キンコン」といった警告音が鳴りました。鳴らない車は車検も通りませんでした。

時速100キロを超えると警告音
急ぐ車のイラスト | かわいいフリー素材集 いらすとや
いつからあるの?
昭和49年、西暦でいうと1974年から、スピード違反の抑制を目的として、保安基準で速度警告音の装着が義務付けられ、法規上これが装着されていないと、型式の認可もできなかったらしいですよ。
1974年に発売された車と言えば

クラウンだと5代目
トヨタ・クラウン - Wikipedia

カローラだと3代目
トヨタ・カローラ - Wikipedia
1974年以降、発売される車はすべてキンコンキンコン仕様でした。

スポーツカーだって!
トヨタ・AE86 - Wikipedia

もちろん輸入車も対象(画像はBMWのE21後期型)
BMW・3シリーズ - Wikipedia
当時のエピソードやあるある

そんなウザい機能カットする人も....
速度警告音 - Wikipedia

「キンコンキンコン」と鳴らさないとダサい?
車の鍵のイラスト | かわいいフリー素材集 いらすとや
いつ廃止になったの?
昭和61年、西暦1986年にこの警告音の義務付けは撤廃されます。以降発表された車種には標準装備から外れることとなりました。

その理由は眠くなるから?
居眠り運転のイラスト | かわいいフリー素材集 いらすとや

アメリカの圧力によって廃止?
自由の女神像のイラスト | かわいいフリー素材集 いらすとや
懐かしいと思ってしまう人へ

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規制はなくなりましたが、皆さんくれぐれも安全運転を心掛けてください。