主人公、ロム・ストールの口上がかなり特徴的ですがそれがとてもかっこいいんです!
毎回セリフが変わって今回はどんなことを言うんだろうと楽しみにしていました。
そしてロムが乗るロボットがまたかっこいいんです!
『マシンロボ クロノスの大逆襲』

バイカンフー&ケンリュウ
あらすじ
惑星クロノス、ここでは超ロボット生命体マシンロボ達が平和に暮らしていた。
だがある日、この星に眠る永遠の命の源「ハイリビード」を狙ってガデス率いるギャンドラー
がクロノス星を侵略してきた!
クロノス族の少女、レイナは一人立ち向かおうとしたが従者のトリプル・ジムにより止められ
ひとまず逃げることにした。
だがギャンドラー達はレイナをあえてそのまま逃がし、偵察機にレイナの後を追わせた。
その頃、レイナの兄である同じクロノス族のロム・ストール、ジェット族のブルー・ジェット、バトル族のロッド・ドリル、彼らはロムの父・キライの愛弟子として天空宙心拳の武術を磨いていた。
修行の最中、キライはギャンドラーの偵察機が迫っていることを知り3人にレイナとジムを助けに向かわせる。
その頃、デビルサターン達につかまってしまったレイナとジムは体内のエネルギーカプセルを奪われようとしていた。が、その時!!
「貴様らに名乗る名前はない!どんな夜にも必ず終わりはくる、闇が解け朝が世界に満ちる物。人、それを「黎明」と言う!」
颯爽とロムが姿を現した!
ロムとジェットの活躍により彼らを追い払うが、グルシオスに率いられたデビルサターンの片割れが既にキライの元に迫っていた。
キライは善戦するもグルジオスの妖術につかまってしまい身動きが取れなくなってしまう。
彼らにハイリビードを渡さない為に、自らを犠牲に地獄谷を破壊、そして愛弟子であり息子であるロムへ秘剣・剣狼とギャンドラーと戦う使命を託す。
剣狼を手にした時、蒼き剣の化身ケンリュウが姿を見せロムと一体化する。
そしてグルシオスに勝負を挑むものの、合体したデビルサターン6の火炎放射に苦戦してしまう。
だが、剣狼の力で雨を降らせ、新たに真紅の巨人バイカンフーと合身。見事ギャンドラー達を退かせることに成功した。
こうして、クロノス星を守るため、ロム・ストール達の戦いの旅が始まるのである。
主な登場人物

ロム・ストール

レイナ・ストール

ブルー・ジェット

ロッド・ドリル

ガデス
ロム側にもジムとかギャンドラー側にもグルジオスとかデビルサターン6とか他のキャラもいるのですが、上げたらきりが無くなるのでひとまずこちらで勘弁してください。
前期・後期のオープニングをどうぞ!!
貴重な話?を見つけました
最終回のネタバレ
最終回は総集編のためここではストーリー的な最終回の44話「クロノス・最後の闘い」を書いていきたいと思います。
ギャンドラーの母船でガルディーと決着を付けたロム達は部屋に閉じ込められていた。
その頭上からは溶解液が降り注いでいて、いつ体をすべて溶かされてもおかしくない状態であった。
エネルギーシールドで覆われた部屋の内部は破壊することも出来ず、脱出することも出来ない。どうしたものかと思案していると、一命を取り留めていたジェットがなんと外部から部屋の壁を破壊、ロム達を救出しにきたのだ!
タフトレーラーは一緒に閉じ込められていたディオンドラを救おうとしたが、ガデス捨てられた事の絶望から彼女は救いの手を拒み、一人部屋の中に消えて行った。
ロム達の到着でマシンロボ達の士気は猛り遂にギャンドラーを全面降伏させるまでに至った。
一方その頃、レイナを捕らえたガデスは遂に四つの秘宝をすべて集め、ハイリビードの力を手にしてしまう。そしてガデスは遂に自ら鎧を脱ぎ捨て醜い真の姿を表し、ハイリビードの力で若返ってしまう。
レイナはハイリビードの力を手に入れたガデスへ、もう自分の目的は達成したのだからクロノス星を救ってほしいと頼む。だがガデスは自分に敵対する者がいる限り、クロノス星を滅ぼしてやると言い放ち、手始めにグルジオスを体内に取り込んでしまう。
レイナまで取り込もうとその手を伸ばす。が、その時!
どこからともなく剣が飛んできてレイナを救った!
「人は誰でも宇宙を動かせるほど無限の力を秘めている。しかしその力を破壊と殺戮の力に使う者もいるだろう。創造に使うか、破壊に使うかは人にゆだねられた最後の選択なのだ。あらゆる生命の源である光を絶やすまいとする心、人それを愛情と言う!!」
レイナの危機に遂にロム達はガデスの元へ到着した。ガデスへ立ち向かうロムだがハイリビードの力ではじき飛ばされてしまう。
マシンロボ達の一斉攻撃もガデスの前には通用しない。が、そこへガルディが援軍に到着。
流星落としでガデスを切りつけるが、効いてはおらず、ガデスはガルディを取り込もうとする。
幾度も敵として立ちはだかったにもかかわらず自分を兄として心配してくれるロムを前に、ガルディは流星をロムへ託し、自分ごとガデスを切れとロムへ叫ぶ。
ロムは悩む。だが頭の中に「女なら泣いていい、それが肉親の情という物じゃ。だが男なら戦え、この試練に打ち勝つのだロム」とキライの言葉がよぎる。
「天空心剣奥義、二刀一刃! 天よ地よ火よ水よ、我に力を与えたまえ!」
「聞け!ハイリビードは破壊の力では無い! それは創造の力だ!! 闇を操り心を蝕む者達を俺は許さん!!」
「運命両断剣ツインブレード!!」
ロムはガデスを一刀両断。ガデスと同時にガルディも消滅してしまう。
そしてガデスの手に合った4つの秘宝はロムへと装着され、その力でキライが刻んだ各地の狼の紋章から次々とハイブリードの光が放たれクロノス星の天変地異を救った。
こうしてクロノス星は救われ、宇宙犯罪組織ギャンドラーも壊滅した。
だが、ロム達の闘いはまだ終わってはいなかった。
クロノス星以外にも悪の脅威に晒される星が別次元に存在しているからだ。
それらの星を救うため、ロム達は別次元へ向かうことになった。
次元を超える事で自分達の姿や記憶が変わるかもしれないだろう。
だがレイナは信じていた。例え自分達の姿や記憶が変わろうともロムとの絆は本物であると。
こうしてクロノス星を救ったロムはレイナや他のマシンロボ達と一緒に別の次元へと旅立つのであった。