長年続く「タモリ倶楽部」の名物コーナー「空耳アワー」
長年続く「タモリ倶楽部」の名物コーナー「空耳アワー」
『タモリ倶楽部』の司会を務めるタモリと「ソラミミスト」と呼ばれるイラストレーターの安斎肇が司会進行を行う
「空耳アワー」における「空耳」は「洋楽の歌詞の音韻をダブル・ミーニングやぎなた読みなどを利用して、意図的に違う文としてとらえること」と定義しています。
また、必ずしも「遊び」とは呼びがたいが、以前から諸外国の言語を響きの似た日本語に置き換えると言う発想は存在したようです。
例)
What time is it now?(今は何時ですか?)→「掘った芋いじるな」
ジョン万次郎が帰国後に教えたとされる言葉。なお、この逸話自体の真偽は不明。
I surrender.(私は投降します)→「愛されんだぁ」
日本兵に向けたビラに、軍から取り残された時のための言葉として岡繁樹(1878 - 1959、日本からの帰化アメリカ人)が書いたもの。
それでは歴代の「空耳アワード」を「空耳ワード」と元歌PVとともにご紹介していきましょう。
お時間ある時に、みなさん自身で探してみて下さい、空耳ワードを読んだ後だとはっきり聴こえて来て面白いですよ。
個人的には2010年のマイケル・ジャクソン「スムーズ・クリミナル」(「朝からちょっと運動 表参道 赤信号」)が大好きです。
第1回空耳アワード(1993.04.01)
ジプシー・キングス「ベン・ベン・マリア」(1993年3月19日放送分より)
(「あんたがた ほれ見やぁ 車ないか・・・ こりゃ まずいよ・・・」との空耳)
第2回空耳アワード(1993.10.01)
プリンス「バットダンス」(1993年5月28日放送分より)
(「農協牛乳」との空耳)
第3回空耳アワード(1994.04.08)
マイケル・ジャクソン「スムーズ・クリミナル」(1994年3月11日放送分より)
(「パン…茶…宿直」との空耳)
第4回空耳アワード(1995.08.18)
ジャングル・ブック・オリジナル・サウンドトラック「アイ・ウォナ・ビー・ライク・ユー」(君のようになりたい)(1995年1月13日放送分より)
(「チンコ すごい」との空耳)