
美味しんぼ 究極のメニュー三本勝負 カセット
ファミコン屈指のバカゲー
美味しんぼは現在も『ビッグコミックスピリッツ』で連載中の人気グルメ漫画です。当時、人気漫画がファミコンでゲーム化ということで期待度が高かったようですが蓋を開けてみれば、歴史に名を残すほどのバカゲーでした。
何故バカゲーと呼ばれてしまうのか?
何故本作がバカゲーと呼ばれてしまうのか、その理由をまとめてみましょう。
1、ありえない選択肢
このゲームは選択肢で進んでいくアドベンチャーゲームですが、時より「え!?」となってしまうようなものが用意されています。また、料理がの知識がないとまず答えられないようなものもあるので一発クリアは至難と言って良いでしょう。
2、グラフィック、BGMがイマイチ
人気漫画のゲーム化なのでプレイする人の多くはキャラに愛着を持っていたと思いますが、なんと遠めのグラフィックだとキャラクターの顔が認識できないレベルとなっています。
BGMは全て著作権の切れたクラシックを使用しており、手抜き感が出てしまっています。
3.キャラ崩壊
漫画でもキャラ設定と大きく性格や言動が変わっています。ストーリー進行のためとは言え、人としてどうなの!?ってくらいの変貌です。
4.終盤の急ぎ足っぷり
ゲームの終盤になると選択肢の数が大幅に減り、急ぎ足のままエンディングとなります。これはもの寂しいです。
コマンド選択方式アドベチャーゲーム

このゲームは主人公・山岡士郎が料理に関する問題や出来事を解決するために、プレイヤーは選択肢を選んでエンディングに導くというシステムです。
タイトルの通り全3章の三本立てになっています。
第一章「アンキモ編」は、究極のメニューを考案する会議に参加した山岡は、その中にフォアグラを入れようとする食通たちに納得がいかず一週間以内にフォアグラを越える美味しいものを探します。
第二章「京極編」は、接待で招かれた料理屋がまずい!と激怒する京極万太郎。彼の持つルノワールの絵を借りるためにも一度京極を接待しなおすことになります。この章は原作のエピソードを元に作られています。
第三章「ラーメン編」は、京極の接待に成功した山岡は、彼から知り合いのラーメンチェーンの社長のために究極のラーメンを作ってほしいと頼まれます。
選択方式アドベンチャーゲームなのですが、第一章以降選択する場面がぐっと少なくなり、無数に用意されていたバッドエンディングもいきなり減ります。
登場キャラクター

主人公・山岡士郎
海原雄山と山岡士郎が、結婚披露宴料理に挑戦! 『美味しんぼ』など! 5/29(金)廉価版コミック注目作品! - コミスン(comic soon)

ヒロイン・栗太ゆう子

富豪家・京極万太郎
プレイ動画
理不尽な選択肢

頭を抱えてバッドエンディング!全15個

アンキモEND
全三章をクリアするとエンディング

あっさりとしたエンディング