キンツマ3部作を代表する大ヒットテーマソング
名曲とともに語り継がれるドラマです!
最終回のネタバレ
圭一郎と桐子が逢瀬を重ねるなか、圭一郎の部下である弥生がふたりの秘密を知ってしまう。弥生は圭一郎の妻タケに憧れを抱いており、すぐさま圭一郎と桐子が不倫関係にあることをタケに告げ口してしまう。
それから圭一郎は家を出てホテル暮らしを始めるが、桐子ともタケとも別れる決意を固める。
圭一郎を心配して世話を焼いていたおコマは、圭一郎のホテルを訪ねた帰りに偶然にも元夫と出会う。勤めていた会社が倒産し意気消沈していた彼を放っておけず、一夜を共にしてしまう。許されないことをした想いから、連れ子の息子と家を出ようとしていたおコマだったが、現夫である宏治にギュッと抱きしめられ無事に仲直りするのであった。
そんなおコマと宏治の姿を見たノロは、夫婦の素晴らしさを改めて感じ、それを壊してはならないと、不倫関係が続いていた藤森に別れを告げる。あきらめきれない藤森だったが、最後に二人で『恋におちて』という映画を見に行き、そこで別れを惜しみながらもサヨナラすることとなる。
そんなある日、タケ、おコマ、ノロ、桐子の女4人が山下家に集まることとなる。
今日は何を言ってもいい!という名目で、タケと桐子も本音をぶつけあう。
タケは桐子に対して、罪悪感を抱いていた。いつかは圭一郎を返さなければならない、と。
しかし桐子は、圭一郎が自分にとってのスイートホームだったら本気で奪い返した。けれどそうじゃなかった・・・と。
涙を流しながら、花束で殴りつけながら、想いをぶつけ合った親友たちは、最後は笑顔で仲直りをする。
その後タケは圭一郎を迎えに行く。とまどう圭一郎を抱きしめて、仲むつまじく一緒にわが家へと帰ってゆく。
本シリーズでは、不倫関係で泥沼化するようなことがあっても、最後はしっかり夫婦は夫婦の形へと戻っていく。
幼い頃からの親友だけに、お互い生まれ育った環境への憧れや嫉妬などが見え隠れしながらも、それぞれが愛する人への想いを確かめ合う姿が、決してブラックなイメージではなく、切なくて胸をキュンとさせてくれるドラマだ。