個性豊かなキャラクター
猪熊柔
猪熊滋悟郎
松田耕作
本阿弥さやか
風祭進之介
伊東富士子
ジョディ・ロックウェル
「YAWARA!」のここが凄い!
YAWARA! - ヤワラ! -: 感想(評価/レビュー)[アニメ]
気になる最終回は?
父虎滋郎がさやかを指導しているのを知った柔はショックで会場に向かえず、初の不戦敗を喫します。滋悟郎と虎滋郎とのコーチ同士の親子対決となったオリンピック予選。48キロ級の決勝でさやかと対決することになった柔は封印していた巴投げを繰り出し、右腕を痛めながらも最後には一本背負いでさやかに勝利します。「本当に楽しかったです。また試合をしてくださいね。」とさやかの健闘を称えて取れた差し歯を渡す柔。
仲間達と取材陣に囲まれ、柔は富士子と抱き合って喜びます。富士子も61kg以下級のママさん選手としてバルセロナオリンピックに出場が決まっていたのでした。柔の父虎滋郎は「オリンピックが終わったら家族みんなで会おう」と言い残しコーチとして招かれていたフランスへ向かいました。用意されていた祝勝会に独りでいたさやかの元に風祭が現れ、柔に実力を認められたとはいえ負けて悔し泣きをするさやかに口づけを交わします。
柔の家でどんちゃん騒ぎが行なわれている中、松田のおかげで勝てたと報告する柔。柔に告白し、松田がキスしようとしたその時に障子が破れて滋悟郎たちが現れてうやむやになってしまいます。オリンピックに向けて旅立つ柔を見ながら松田はこれまでの柔との日々を思い出し、柔は松田の言葉を思い出しながら会場へ向かうのでした。
テレビ放送終了時にはバルセロナオリンピックが終了しており、原作ではまだそのシーンが描かれていなかったため中途半端な終わり方だった最終回(124話)でしたが、4年後の1996年にアトランタオリンピックの開催に合わせ、『YAWARA! Special ずっと君のことが…。』として真の最終回が放送されました。