「ゼルダの伝説」実写映画化で気付く、往年の名作ゲームの映画化の多さ！

任天堂が8日、同社の人気ゲームシリーズ「ゼルダの伝説」を実写映画化することを発表しました。マリオシリーズ、ゼルダの伝説シリーズなどの生みの親として知られる任天堂・宮本茂氏と、米マーベル・スタジオ創設者のアヴィ・アラッド氏がプロデューサーを務め、また制作費の50％以上を任天堂が出資し、米ソニー・ピクチャーズエンタテインメントと共同出資するとのこと。

1986年の発売以来、長年にわたり高い人気を誇るアクションアドベンチャー＆RPGシリーズ「ゼルダの伝説」。任天堂の発表によれば、このたびの実写化で制作されるのはライブアクション（実写とアニメ／CGの組み合わせ）で、宮本氏によれば「実写映画の企画を数々のヒット作を手がけたAvi Aradさんと長年進めてきました」とのこと。また、同社のプレスリリースによれば「今回のプロジェクトにおいても、娯楽を通じてすべての方を笑顔にすることを目標に、任天堂自らが映画の制作に深く関与する」と、任天堂が制作に携わっていく方向性であることが伺えます。これらの発表には、「まずはアニメ化かと思ったら、実写化！」「映画化を本当にずっと待ち望んでいたのでうれしい」といった、世界中のファンからの応援の声が続々と寄せられています。

ミドル世代の記憶を刺激する、往年の名作ゲームの実写映画化。このたび発表された「ゼルダの伝説」以外にも、多数の作品が実写映画化されています。ここでは、その中からいくつかピックアップしてご紹介したいと思います。

2023年4月に公開された「スーパーマリオ・ザ・ムービー」。任天堂を代表するアクションゲーム「スーパーマリオブラザーズ」シリーズの最新映画で、「ミニオンズ」などのCGアニメで著名な「イルミネーション」と任天堂の共同で制作されました。

2023年9月に公開された映画「グランツーリスモ」。人気レーシングゲーム「グランツーリスモ」シリーズから生まれた実話をハリウッドで映画化したアクションで、「10代の同ゲームのプレイヤーが、実際のプロレーシングカードライバーになるまで」を描いたストーリーが展開されているとのことです。

コナミから発売された戦術諜報アクションゲーム「メタルギアソリッド」シリーズ。2007年に映画化が正式発表されて以来、長年にわたりその公開が待ち望まれている作品でもあります。2010年にプロジェクトが一旦中止されたものの、現在は再始動しているとのこと。

また、今回紹介した作品以外にも「ロックマン」「パックマン」などの実写映画化も噂されているようです。こちらも続報を期待したいところです！