おじいさんは人殺しだった!?原作のアルプスの少女ハイジは闇が深い?

おじいさんは人殺しだった!?原作のアルプスの少女ハイジは闇が深い?

昭和時代の子供たちの日曜の夜の楽しみと言えば、世界名作劇場でしたよね。数多くの名作アニメが誕生しましたが、その中でも「アルプスの少女ハイジ」は、壮大なアルプスの自然、星空の見える屋根裏部屋、そしてチーズや白パンなど女の子が憧れる要素が満載でした。そんなアルプスの少女ハイジには原作がありますが、その内容が闇が深いという話があります。今回はそんなアルプスの少女ハイジについてご紹介します。


アニメ「アルプスの少女ハイジ」

まずはアニメ版「アルプスの少女ハイジ」からご紹介します。
放送期間:1974年1月6日~1974年12月29日
放送局:フジテレビ系列
放送時間帯:19:00~20:00

あらすじ:1歳で両親を亡くし母方の叔母に預けられていたハイジは、5歳の時に叔母の仕事の都合でアルム(高原の放牧地)に住む父方の祖父(おじいさん)に預けられました。

気難しく変わり者のおじいさんでしたが、利発なハイジを気に入り可愛がっています。
ヤギの乳でチーズを作ったり、商売用の木工細工の原料となる樫などを山から伐採して、食器を始め、あらゆる生活用品に加工することを生業にしていました。

ハイジは大自然の中で山羊飼いのペーターや犬のヨーゼフ、子ヤギのユキちゃんなどと共にノビノビと育っていきます。

アルムの山で幸せな毎日を送っていたハイジでしたが、8歳になったときに再び叔母が現れ、ハイジを騙して連れ去ってしまいます。

ハイジはフランクフルトに住む足の不自由な少女クララの遊び相手としてゼーゼマン家で暮らすことになりました。

アルムの山から離れてしまってホームシックにかかったことと、執事による厳しい躾が原因で夢遊病の症状が現れてしまい、再びアルムの山に帰ることが出来ます。

遊びに来た足の不自由なクララが立つという感動的なシーンで、物語は終わりを迎えました。

原作とは?

次にアルプスの少女ハイジの原作についてご紹介します。
原作:Heidi
作者:ヨハンナ・シュピリ
生年月日:1827年6月12日
没年月日:1901年7月7日
アルプスの少女ハイジ発行年:1880年、1881年

アルプスの少女ハイジは、スイス人の女流作家ヨハンナ・シュピリが執筆し、アメリカやスイスで映画化されるなど、世界的な知名度を獲得しています。

アニメ化前から児童文学として高い評価を得ていました。

おじいさんは人殺しだった?

アニメではおじいさんと呼ばれていましたが、原作では「アルムおんじ」と呼ばれています。
実は、若い頃は素行が悪かったというアルムおんじ。

ドムレシュク村一の農園を持つ裕福な家に生まれ育ったアルムおんじでしたが、突然旅に出かけたり素性の知れない悪い仲間と付き合ったり、仕事もせずにブラブラするなどしていました。

そしてなんと、全財産を博打と酒につぎ込み破産しまったのです。
それを知った両親はショックのあまり病に倒れ相次いで亡くなっていまいました。
アルムおんじの悪行で両親がショックで亡くなってしまうなんて…かなりショッキングです。

クララが本当は歩けるのではないかと一番最初に見ぬくなど、観察力が鋭く博識でハイジに愛情を注ぐ現在(?)の姿からは想像もできません。

その後アルムおんじはドムレシュクを出て放浪生活を送った後、ナポリで傭兵として雇われます。
そしてこの時に、私生活で殺人を犯してしまったという話が村人たちの間で噂になっていたのでした。

噂ということで真偽は不明ですが、あの優しく物知りなおじいさんが人殺しだったとしたら、かなり衝撃的ですね。

とはいえ、過去は過去として現在(?)更生しているなら何よりです!

まとめ

今回は「おじいさんは人殺しだった!?原作のアルプスの少女ハイジは闇が深い?についてご紹介しました。
おじいさんについては、村人たちから人殺しという噂を立てられていたということで、真偽はわかりません。
どちらにしても、ハイジにとって優しくて最高のおじいさんだったことは、間違いないですね。

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