【訃報】“ロックの女王”と呼ばれた歌手、ティナ・ターナーさん死去。
アメリカの人気歌手、ティナ・ターナーさんが24日、スイス・チューリッヒ近郊の自宅で亡くなっていたことが明らかとなりました。83歳でした。
第一報はこちらです！
ターナーさんは1939年11月26日、アメリカ・テネシー州出身。60年代から70年代にかけて元夫のアイク・ターナーさん（2007年に76歳で死去）とともに「アイク＆ティナ・ターナー」として活躍、その後離婚し、1984年には「愛の魔力」がヒットするなどソロシンガーとして再び脚光を浴びました。しかしながら、近年は脳卒中や腎臓病による長い闘病生活を送っており、夫をドナーとした腎移植を受けるなどしていましたが、このたびの訃報となりました。
著名人から続々と追悼のコメントが。
70年代から80年代を中心に、“ロックンロールの女王”など称されたティナ・ターナーさん。その訃報には、国内外の著名人が追悼のコメントを発表しています。ここでは、その中からいくつかピックアップしてご紹介したいと思います。
太田裕美
「木綿のハンカチーフ」などのヒットで有名な歌手・太田裕美は自身のツイッターにて「高校時代 赤坂にあったMUGENに アイク&ティナ・ターナーを観に行った あんなに激しい女性シンガーは 後にも先にも…R.I.P」と、ターナーさんのライブを観たときのエピソードを添えて追悼していました。
マライア・キャリー
アメリカの歌手、マライア・キャリーは自身のツイッターで「伝説的、象徴的、歌姫、そしてスーパースターという言葉は使われ過ぎているけどその全てを体現し、それ以上。素晴らしいパフォーマーで、ミュージシャンで、先駆者だった」と、ターナーさんの功績を称えました。
ミック・ジャガー
ローリング・ストーンズのボーカルとして知られるミック・ジャガーは自身のインスタグラムにて「彼女は本当に非常に才能のあるパフォーマーでありシンガーでした。人を鼓舞し、温かく、面白く、寛大でした。自分が若かった頃、彼女はとても助けてくれました。彼女のことを決して忘れません」と、生前のエピソードを交えて哀悼の意を評していました。
ティナ・ターナー プロフィール
1939年、アメリカ・テネシー州出身。1960年にアイク・ターナーさんとともにデビューを飾り、アイク＆ティナ・ターナーとして「プラウド・メアリー（1971年）」などをヒットさせました。その後アイクさんと離婚し、80年代にはソロシンガーとして「愛の魔力（1984年）」などがヒット。1985年と1988年には来日公演を行い、“ロックンロールの女王”、“セクシー・ダイナマイト”などと称されていました。また、映画「マッドマックス3（1985年公開）」では女優としても活躍。1991年にはアイク＆ティナ・ターナーとして、2021年には個人名義でロックの殿堂入りを果たしています。
