大友克洋「AKIRA」の魅力!繊細で緻密な画風
大友克洋氏の代表作である「AKIRA」は、『週刊ヤングマガジン』にて1982年12月20日号から1990年6月25日号まで連載された作品で、1988年には大友氏本人が手掛けアニメ映画化されました。
大友克洋氏の作風の特徴は、その緻密な描写と複雑な画面構成であると言えます。これによって作品がリアリティーを持ち、より迫力のあるものとなっています。
大友克洋 - Wikipedia

大友克洋 - Wikipedia

なるほど~。今やスタンダードとなった手法に、大友氏が先駆けとなったものが数多くあるんですね。
壮大なストーリー!SF超大作
繊細な画風が作り上げる迫力だけでなく、壮大なストーリーが観る者を魅了する「AKIRA」。
第三次世界大戦後の2019年。廃墟から復興を遂げ、東京湾上に建設された新首都「ネオ東京」を舞台に、超能力者アキラをめぐり、反政府ゲリラと軍(アーミー)、更には主人公金田正太郎率いる暴走族少年たちをも巻き込み抗争を繰り広げていきます。
ダメだ~。もう全部見たい…!
カッコいい!金田とバイク
個性のあるキャラクターが数々出てきますが、やっぱりカッコいいです、金田少年。彼が乗り回すバイクもまた、多くのファンを持ちます。


同じ暴走族の一員であり、同じ施設で育った島鉄雄との対峙シーンは余りにも有名ですね。
実写化のプロジェクト、いよいよ本格化!?
実は2002年より、ハリウッドで幾度となく実写映画化の話が立ち消えしているんです。
そして現在、再びその話が持ち上がっているんだとか。
今度はどうなる!?大友克洋の漫画「AKIRA」5度目となる実写映画化の噂が浮上! | Two-Buzz(ツーバズ)アニメ、漫画、コミック、ゲーム、次元を超えた動画や画像を配信するサイト
実写化でしかもハリウッドとなると「AKIRA」の世界観が随分変わりそうに思いますが、それはそれで見てみたい気もします。
今回で5度目の話になるようで、ぜひ実現して欲しいですね。
2012年には「大友克洋GENGA展」も開催され、今なお国内外で注目を浴び続ける「AKIRA」。傑作は色褪せないものなんですね。
というわけで、今回は「AKIRA」について振り返ってみました!