【訃報】「ノッポさん」高見のっぽさん(88)が死去。NHK教育「できるかな」
NHK教育「できるかな」等で活躍した「ノッポさん」こと高見のっぽさん(本名は高見嘉明さん)が、昨年9月に心不全のため亡くなっていたことが分かりました。88歳。葬儀はすでに近親者で営まれています。
高見さんは生前、自身の死を半年間以上公表しないことを希望していたとのことで、所属事務所が高見さんの誕生日である5月10日に合わせて公表しました。
京都市生まれで、東京都立立川高校を卒業している高見さん。60年代後半からNHK教育の工作番組「なにしてあそぼう」「できるかな」に出演し、180cmを超える長身からか「ノッポさん」との愛称で親しまれました。また、帽子の緑色も高見さんのトレードマークでした。
同番組では言葉を発さないキャラクターも定着。共に出演していたゴン太くんとのコンビは子供達に大人気となりました。また、最終回で突然高見さんが「あーあ、しゃべっちゃった」と自ら話した際には、驚きを持って受け止められていました。
子供番組の脚本や執筆作業、各地での講演もこなし元気だった高見さんでしたが、関係者によると最期は「風のように旅立った」そうです。
心よりご冥福をお祈りいたします。
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