今はボタン一つの音出しは、昔は頭出しが技ありだったのさ
そうそう!こんな感じだった音響機材
そうそう!こんな風にさ!
演劇の稽古場ではこんな感じだった
テープで頭出し
有限会社タグプロダクト | 舞台音響・照明・イベント企画 | 愛媛県 | 2008年06月
舞台美術学校卒業の私。
その当時はこう言われたものです「スタッフの中で一番重い搬入をするのは音響さんだな」と。
確かに重かった・・・・
東京には数えきれないほどの劇団がある
小劇団なんかは稽古場での時は劇団員が自ら音出しをする。
ステレオの前には何十本ものカセットテープ、先ほどの様に頭出しを完璧にしたカセット。
なぜ何十本もあるかというと、大体2時間の舞台だと曲の他にSEという効果音も出すのである。
二つほどのステレオを駆使して劇団員音響さんは曲がF.O(フェードアウト)しながら次の曲をF.I(フェードイン)するみたいなことをやってのけるのです。
自分が出番の時は他の人に頼んで、出番が終わればまた音響に戻る。
なんか懐かしい。
ボタン一つでジャストに効果音が出る今ってハイテクだわ(笑)
音が出ないと演出家から「音!音!音はどうした!」と逆鱗に触れたのよね(^_^;)