今思えば不便だったことも!昔の携帯あるある!

今思えば不便だったことも!昔の携帯あるある!

スマホでネットを見たり、動画を撮ったりするのが当たり前の現在ですが、ここまで進化する間に色々ありましたよね。90年代後半にメール機能が付きますが、今では考えられないくらい不便なことも当時は当たり前でした。そんな昔の携帯あるあるを見ていきましょう。


携帯電話の普及

携帯電話の始まりは1979年に発売された自動車電話でした。その後、1985年に「ショルダーフォン101型」が発売されます。名前の通り肩掛けの電話で、トレンディドラマで見たあれですね。

まだまだこの頃の携帯電話は忙しくお金持ちの持つアイテム、という感じで庶民が使うアイテムではなかったですよね。

その後、一気に携帯電話は小型化し、90年代半ばには手にする人も増えますがまだまだポケベルの時代でした。そして安価なPHSも登場し若者は携帯よりもPHSを持つ人が多かったと思います。

ピッチ、使ってた?今思えば不便なこともあったPHSの機能 - Middle Edge(ミドルエッジ)

着メロがブームに

1996年にはドコモから着信メロディ「着メロ」という機能が登場します。今までアラーム音のような音だけだった着信音がメロディになるんですね。

その後、自分で着メロを作れる機種も登場し、「着メロ本」もブームになりましたね。当時は着メロを使っていないとダサい!という風潮がありました。

その後、歌が着信音になる「うたメロ」なども登場しますが今度はいつのまにか「着メロ・うたメロを使うのはダサい」という風潮に。(i-phoneが登場したころでしょうか)

スマホも好きな歌を着信音にすることができますが既存のアラーム音を使っている人が多いですよね。

ちなみに、ストラップもたくさんつけるのがステータスだった時代もありますが、だんだん何もつけない派が増えていった気がします。個人的にはカバンの中に入っている携帯を探しやすいのでつける派でした。

同じキャリア同士でないと送れないショートメール!

1997年にJ-PHONE(現ソフトバンク)からショートメールサービス(SMS)「スカイメール」が始まります。着メロよりもメールの方が後だったんですね。

その後、ドコモの「10円メール」、IDO(現au)の「プチメール」というのが登場します。名前の通り1通10円なのですがそれでも通話するよりも安かったです。

この時、すでにPHSではメールサービスがあり契約者を増やしていました。携帯電話にもメール機能が付いたことで携帯電話を検討する人も増えたでしょう。

ですがこの頃のショートメールは携帯電話からPHSの相互受信ができないのはもちろん、携帯電話同士でもキャリアが違うと送ることができませんでした。だから携帯やPHSを買うときは家族や友田っとキャリアを合わせる必要があったんですよね。

ショートメールが違うキャリアでも相互受信できるようになったのは2011年なので割と最近なんですよね。日本ではあまり普及しなかったショートメールですが、携帯電話番号が分かれば送信することができるということで2011年以降は活用されることも多くなりました。

また、登場当時のショートメールは半角カナのみでしたが、翌年には漢字も送られるようになりました。

i-modeの登場で他キャリアにもメールが送れるように!

1999年にはドコモから「i-mode」というサービスが登場します。

i-modeのメールはインターネットメールなので、i-mode搭載機種はもちろん、他のキャリアのEメールのできる機種や、パソコンにもメールが送れるようになりました。

今となってはメールなのに他の機種に送れないことが分からない、というかそもそもメール自体もあまり使わないですが急激に便利になりましたよね。

IDOからはezweb、J-PHONEからはJ-スカイというサービスがスタートします。

ちなみにこの頃、メールはキャリアを変えても遅れましたが絵文字は送れず、文字化けしていましたよね。違うキャリアに送る時は顔文字、同じキャリアの場合は絵文字、と使い分けていました。

電波が気になる時代!

この頃の携帯電話は都心でもすぐに圏外になってしまうことがありましたよね。電波のマークが3本立っていることを「バリ3」といい、携帯以外でも調子がいいことに使うなど電波がいいとうことがとても大切でした。

電波が届かないとアンテナを伸ばしたり、電話を振ってみたりしましたがどちらも意味はないそうです。

また、現在のようにメールは繰り返し届かず、圏外にいる時にメールが届くとメールセンターにメールがたまっていました。そんな時は「センター問い合わせ」を行います。好きな人からメールの返信が来ないと何度もセンター問い合わせをした、なんて経験は誰にでもあるのではないでしょうか。

機能ばかりに目が行きがちですがいつのまにか、圏外になることはほとんどなくなったような気がします。

「写メ」の元祖はJ-PHONE

インターネットが使えるようになり(といってもパソコンと同じサイトが見られるわけではないですが)、急激に発達していきましたね。

2000年にJ-PHONEからカメラ付き携帯電話が発売になります。写真をメールで送れる「写メール」と名前が広まっていきます。

2001年から2002年までにドコモ、IDOでも写真付き携帯電話が登場します。実際名前は違うですが携帯で写真を送ること、携帯で撮ること自体を「写メ」というようになりましたよね。今でも使っている人も多いのではないでしょうか。

写メールの登場した当時は、携帯電話にカメラ?そんなのいらないよねと思っていた人も多いと思いますが今やみんなが当たり前に使うツールになりましたね。

その後、ワンセグ機能でテレビが見られるようになったり、防水機能が付いたり日本の携帯は度k時の進化をしていきました。

ですが2008年にi-phoneがやってきて、そこからスマホに移行していきます。スマホもいつかは、あんなのあったね、という時代が来るのでしょうね。

関連する投稿


レトロゲーム配信サービス「プロジェクトEGG」より『トラぶるCHASER 第1話』『3Dテニス』が配信スタート!!

レトロゲーム配信サービス「プロジェクトEGG」より『トラぶるCHASER 第1話』『3Dテニス』が配信スタート!!

レトロゲーム関連の復刻・配信ビジネスなどを行うD4エンタープライズが運営するレトロゲーム配信サービス「プロジェクトEGG」にて、新規コンテンツ『トラぶるCHASER 第1話 トラブルは空から未来から(PC-9801版)』『3Dテニス(MSX版)』の配信がスタートしました。


抜群のスタイルで💦世の脚光を浴びた『広田恵子』現在は?!

抜群のスタイルで💦世の脚光を浴びた『広田恵子』現在は?!

高校時代からモデル活動を始め1986年に「カネボウ・スイムウエアイメージモデル」として脚光を浴びた広田恵子さん。現在は家族で〇〇を組んで活動している・・・。


「おかあさんといっしょ」の『にこにこ、ぷん』が令和に復活!公式YouTubeチャンネル開設&グッズ展開決定!!

「おかあさんといっしょ」の『にこにこ、ぷん』が令和に復活!公式YouTubeチャンネル開設&グッズ展開決定!!

NHK「おかあさんといっしょ」の人形劇コーナーとして1982年から1992年までの10年間にわたり放送され、累計2,000話以上の物語が制作された人気シリーズ『にこにこ、ぷん』が、令和の時代に新たなかたちで帰ってきます。


「世界・ふしぎ発見!」のミステリーハンターも務めた女優『ジュリー・ドレフュス』!!

「世界・ふしぎ発見!」のミステリーハンターも務めた女優『ジュリー・ドレフュス』!!

1991年3月にミステリーハンターとして登場されると出演回数8回で、出演回数ランキング33位となるジュリー・ドレフュス さん。2013年出演のドラマ「老舗旅館の女将日記」を最後にメディアで見かけなくなり気になりまとめてみました。


創刊20周年特集は過去20年間の国内ソフト売上ランキング!ゲーム業界のデータ年鑑「ファミ通ゲーム白書 2025」が発売!

創刊20周年特集は過去20年間の国内ソフト売上ランキング!ゲーム業界のデータ年鑑「ファミ通ゲーム白書 2025」が発売!

角川アスキー総合研究所より、国内外ゲーム業界のデータ年鑑『ファミ通ゲーム白書2025』が発売されます。発売予定日は8月7日。


最新の投稿


プロレス界の歴史が動く今こそ読むべき一冊! 『ようこそ、プロレスの世界へ 棚橋弘至のプロレス観戦入門』2025年12月18日(木)発売!

プロレス界の歴史が動く今こそ読むべき一冊! 『ようこそ、プロレスの世界へ 棚橋弘至のプロレス観戦入門』2025年12月18日(木)発売!

新日本プロレスの“100年に一人の逸材”棚橋弘至氏による著書『ようこそ、プロレスの世界へ 棚橋弘至のプロレス観戦入門』が2025年12月18日にKADOKAWAより発売されます。引退が迫る棚橋氏が、26年の現役生活で培った視点から、プロレスの魅力、技の奥義、名勝負の裏側を徹底解説。ビギナーの素朴な疑問にも明快に答え、プロレス観戦をさらに面白くする「令和の観戦バイブル」です。


ウルトラふろく200点以上を一挙収録!『学年誌 ウルトラふろく大全』発売

ウルトラふろく200点以上を一挙収録!『学年誌 ウルトラふろく大全』発売

小学館クリエイティブは、ウルトラマンシリーズ60周年、『小学一年生』100周年の節目に『学年誌 ウルトラふろく大全』を11月28日に発売しました。『ウルトラQ』から『ウルトラマン80』までの学年誌・幼児誌のウルトラふろく200点以上を網羅的に掲載。組み立て済み写真や当時の記事も収録し、ふろく全盛時代の熱気を再現します。特典として、1970年の人気ふろく「ウルトラかいじゅう大パノラマ」を復刻し同梱。


伝説のプロレス団体 UWF40周年記念イベント“無限大記念日”開催!

伝説のプロレス団体 UWF40周年記念イベント“無限大記念日”開催!

伝説のプロレス団体『UWF(ユニバーサル・レスリング・フェデレーション)』が、設立40周年を記念し、特別イベント「無限大記念日」を書泉ブックタワー(東京・秋葉原)にて開催します(2025年12月24日~2026年1月12日)。第1次UWFの貴重な試合映像や控室、オフショットなど、4,000枚以上のアーカイブから厳選された写真が展示されます。復刻グッズや開催記念商品も販売され、当時の熱狂が蘇ります。


グラニフ×『幽☆遊☆白書』初コラボ実現!幽助、蔵馬、飛影など全21アイテム登場

グラニフ×『幽☆遊☆白書』初コラボ実現!幽助、蔵馬、飛影など全21アイテム登場

株式会社グラニフは、TVアニメ『幽☆遊☆白書』との初コラボレーションアイテム全21種類を、2025年12月2日(火)より国内店舗および公式オンラインストアで販売開始します。主人公の浦飯幽助をはじめ、桑原、蔵馬、飛影のメインキャラクターに加え、戸愚呂、コエンマなど欠かせないキャラクターをデザイン。11月26日より先行予約も開始され、ファン必見のラインナップです。


全長20cmの迫力!1/18スケール『国産名車コレクション』創刊

全長20cmの迫力!1/18スケール『国産名車コレクション』創刊

アシェット・コレクションズ・ジャパンは、隔週刊『1/18 エクストラスケール 国産名車コレクション』を2026年1月7日に創刊します。全長約20cm、1/18スケールのダイキャスト製で、日本の自動車史を彩る名車を精巧に再現。ボディラインやエンジンルーム、インパネなどの細部ディテールにこだわった「エクストラ」なコレクション体験を提供し、マガジンでは名車の開発秘話や技術を深掘りします。