フリッパーズギターの誕生!
彼らが発信した新しい音楽
80年代はバンドブームが続いていましたが、フリッパーズギターのデビューと共に、音楽シーンも新しい時代へと変わっていきました。バンドブームを終わらせたのはフリッパーズギターだといわれるほど、影響を与えた存在になっています。「フリッパーズ」「パーフリ」と呼ばれ、若者を中心に人気が集まり、1stアルバムから注目されました。
2ndアルバムでは前作と違い、全曲日本詞になっています。海外のミュージシャンも多く参加していて、よりPOPな曲調へと変化。渋谷系POPとして確立したアルバムではないでしょうか。第32回日本レコード大賞最優秀アルバム・ニュー・アーティスト賞を受賞し、ドラマの主題歌やCM曲でも使用されることが増えていったことで、世間にも知られるようになっていきました。
フリッパーズギターとして最後になる3rdアルバム。たった3年という活動期間での解散に驚きましたよね。
ファッションカルチャーへの影響
オリーブは1982年〜2003年まで発売されていた女性向けファッション雑誌です。都会的な文化を発信するサブカルチャー雑誌として人気があり、オリーブのファッションやライフスタイルを参考にしている女性のことを「オリーブ少女」と呼んでいました。
音楽誌でなく、ファッション誌であるオリーブに初めて広告を出したのがフリッパーズギターであり、ファッションセンスや王子様のようなルックスに、オリーブ少女たちが夢中になっていきました。
サブカルチャー好きの男性にも大きな影響を与え、ボーダーシャツやベレー帽などのファッションを真似したり、フリッパーズギターが聴いているレコードを探し歩いたりしていたそうです!
 
  	 
     
    




