【1991年洋楽】あのCMソングも!一発屋アーティストと唯一のヒット曲5選

【1991年洋楽】あのCMソングも!一発屋アーティストと唯一のヒット曲5選

ある一時期だけ活躍したアーティスト、一曲だけ売れたアーティストを、日本語では「一発屋」と言いますが、英語でも同じ意味で「ワンヒットワンダー(One Hit Wonder)」という言葉があります。今回は "1991年" にフォーカスして、全米でヒットした一発屋(ワンヒットワンダー)5選をご紹介します。


1991年のヒット曲から選出

全米シングルチャート(Billboard Hot 100)で、1991年年間トップ20前後にランクインした楽曲を対象とし、その中から "一発屋(ワンヒットワンダー)" と称されることの多いアーティストを選出しました。日本でよく流れたあのCMソングもご紹介します。

ビコーズ・アイ・ラブ・ユー / スティービー・B

『ビコーズ・アイ・ラブ・ユー(Because I Love You (The Postman Song))』は、アメリカのシンガーソングライター、スティービー・B(Stevie B)のヒット曲で、全米シングルチャートで4週連続ナンバーワン、年間チャートで12位を記録しました。



1988年にダンスチャートで注目を集めると、1990年、アルバム『ラブ・アンド・エモーション(Love & Emotion)』がブレイク。さらに、シングル第二弾の本曲は、世界的大ヒットを記録します。日本では、川崎製鉄(現在のJFEスチール)の企業CMで使用され、「まっすぐ。」のフレーズとともにおなじみの曲となりました。



その後は目立ったヒットはなかったものの、2000年代に入ってもシングルを制作し、音楽活動を継続しています。近年は、SNSで、フリースタイル音楽の現状について、批判的なコメントをしたことで話題になりました。

ハイ・イナフ / ダム・ヤンキース

『ハイ・イナフ(High Enough)』は、アメリカで1989年に結成されたスーパーグループ、ダム・ヤンキース(Damn Yankees)のヒット曲で、全米シングルチャートで最高位3位、年間チャートで14位を記録しました。



1980年代後半、アメリカのロックシーンでは、スーパーグループ(すでに成功した有名ミュージシャンたちが集まって結成した音楽グループ)結成のブームがあり、バッド・イングリッシュ(Bad English)やミスター・ビッグ(Mr. Big)らが人気を集めていました。ダム・ヤンキースは、スティクス(Styx)トミー・ショウ(Tommy Shaw)ナイト・レンジャー(Night Ranger)ジャック・ブレイズ(Jack Blades)ら4人が結成したバンドで、本曲が唯一のヒット曲です。



日本では、リーバイスのテレビCMで使用され、洋楽ファンだけでなく一般にもおなじみの曲となりました。

ワン・モア・トライ / ティミー・ティー

『ワン・モア・トライ(One More Try)』は、アメリカのフリースタイル・ミュージシャン、ティミー・ティー(Timmy T)のヒット曲で、全米シングルチャートで1週ナンバーワン、年間チャートで5位を記録しました。



デビュー曲の『タイム・アフター・タイム(Time After Time)』は、自宅のガレージで録音したという楽曲で、地元のラジオ局に持ち込んだところ、問い合わせが殺到。その後、3作目のシングルとなった本曲が大ヒットし、世界的名声を得ました。因みに本名は、ティモシー・トーレス(Timothy Torres)で、略してティミー・ティーと名乗っています。



その後目立ったヒットはなかったものの、現在も当時のフリースタイルのパフォーマンスを行っており、音楽活動を継続中です。

アンビリーヴァブル / EMF

『アンビリーヴァブル(Unbelievable)』は、イギリスのロックバンド、EMFのデビュー曲で、全米シングルチャートで1週ナンバーワン、年間チャートで6位に輝きました。後にリリースしたデビューアルバム『シューベルト・ディップ(Schubert Dip)』もヒットし、最高位12位、年間57位を記録しています。



EMFの名前の由来は、イギリスのロックバンド、ニュー・オーダー(New Order)のファンクラブの名称 "Epsom Mad Funkers" です。曲中では、アメリカのコメディアン、アンドリュー・ダイス・クレイ(Andrew Dice Clay)が、"What the f**k? "と叫ぶサンプルが収録されています。



その後目立ったヒットはなく、1997年に活動停止。しかし、2000年代に入り活動を再開し、2022年には27年ぶりのアルバム『ゴーゴー・サピエンス(Go Go Sapiens)』をリリースしています。

グッド・ヴァイブレーションズ / マーキー・マーク&ザ・ファンキー・バンチ

『グッド・ヴァイブレーションズ(Good Vibrations)』は、アメリカのヒップホップグループ、マーキー・マーク&ザ・ファンキー・バンチ(Marky Mark and the Funky Bunch)のデビュー曲で、全米シングルチャートで1週ナンバーワン、年間チャートで20位を記録しました。



マーキー・マークこと、マーク・ウォールバーグ(Marky Wahlberg)は、最初は、ニュー・キッズ・オン・ザ・ブロック(New Kids On The Block)のメンバー、ドニー・ウォールバーグ(Donnie Wahlberg)の弟として注目を集めました。



本曲はデビュー曲ながら大ヒット。ロリータ・ハラウェイ(Loleatta Holloway)の歌った『ラブ・センセーション(Love Sensation)』をサンプリングしています。次曲の『ワイルドサイド(Wildside)』もトップ10ヒットを記録。ザ・ビーチ・ボーイズ(The Beach Boys)に同名のヒット曲がありますが、全く別の曲です。



その後、1992年に2作目のアルバムをリリースしますが、1993年に映画『スーパーマリオ 魔界帝国の女神』のサウンドトラックに楽曲提供したのを最後に、バンドは解散しました。マーク・ウォールバーグは、後に俳優業にシフトし、『ディパーテッド』『ザ・ファイター』などの名作で活躍しています。

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