「第73回NHK紅白歌合戦」の出演者が発表される!!
大みそかに放送される「第73回NHK紅白歌合戦」の出場歌手がこのたび発表され、ミドル世代・シニア世代に馴染みのないグループ・歌手が増えていると話題になっています。
第一報はこちらです!
このたび発表されたのは、紅組21組、白組21組、そして特別枠として出場する氷川きよしの計43組。石川さゆり(45回目)、郷ひろみ(35回目)、坂本冬美(34回目)、天童よしみ(27回目)、福山雅治(15回目)などミドル世代にお馴染みの歌手が出演する一方、アイドル系などの若手グループの出場者も多く、特に90年代以前には多く見られた演歌枠での出場者の減少が目立っています。そんな中でも、今年で8回連続出場となる三山ひろしなど勢いのある演歌歌手や、今年の紅白を節目に休養を発表している氷川きよしなど注目の出演者はおり、彼らのパフォーマンスに期待が高まっています。
今から30年前!「第43回NHK紅白歌合戦」を振り返る!!
30年前の1992年に放送された「第43回NHK紅白歌合戦」。当時は演歌勢が多かった時代であり、また若手として小野正利、LINDBERG、中山美穂&WANDS、森高千里、米米CLUBなど、ミドル世代お馴染みのアーティストが多数出演していました。ここでは、第43回紅白の出演者について、演歌勢に焦点を当てて振り返っておきましょう。
小林幸子
この年で14回目の紅白出演となった小林幸子。派手な電飾の衣装が定番となっていた小林ですが、この年の紅白では「電飾が点灯しないハプニング」に見舞われています。しかしながら、演目である「恋螢」を見事に歌い切っていました。

北島三郎
この年で29回目の紅白出演となった北島三郎。デビュー30周年を迎えた記念の年であり、大トリで「帰ろかな」を熱唱していました。以降も紅白への出演を重ねた北島ですが、2013年に“究極の大トリ”を務めた後に紅白からは身を引き、その後は2018年に特別出演するに留まっています。

坂本冬美
2022年に34回目の紅白出演が決定している坂本冬美。この年は5回目の出演で「男惚れ」を披露していました。また翌1993年の第44回NHK紅白歌合戦では、アニメ「美少女戦士セーラームーン」の主題歌「ムーンライト伝説」を森口博子、西田ひかるとともに披露し、セーラーマーキュリーのコスプレをしていたのも話題となりました。

吉幾三
この年で7回目の紅白出演となった吉幾三。演歌系では数少ないシンガーソングライターとして、近年もニコニコ動画で代表曲「俺ら東京さ行ぐだ」を使用した動画が続々と投稿される“IKZO”ブームが起こるなど、若い世代からも注目されている歌手でもあります。この年はもう一つの代表曲と言える「雪國」を披露していました。

このほかにも、香西かおり、八代亜紀、藤あや子、川中美幸、都はるみ、石川さゆり、山川豊、冠二郎、鳥羽一郎、森進一、細川たかしなど、多数の演歌歌手が出演していた1992年の紅白。今年に比べて、明らかに演歌に勢いがあったことがわかります。ファンの高齢化が叫ばれて久しい演歌ですが、果たして今後勢いを取り戻すことはあるのか、注目したいところです!
「第73回NHK紅白歌合戦」公式サイト
第73回NHK紅白歌合戦
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