純朴な青年のイメージが強かった!筒井道隆さんの出演ドラマまとめ

純朴な青年のイメージが強かった!筒井道隆さんの出演ドラマまとめ

90年代に数々の連続ドラマに出演していた筒井道隆さん。たくさんのヒット作に出演しましたよね。筒井さんの代表作を見てみましょう。


芸能界入りからドラマデビュー

筒井道隆さんは、キックボクシングの東洋ミドル級チャンピオンだった風間健さんの長男として生まれました。名前が似ていますが筒井康隆さんとは血縁関係はありませんよ。

高校卒業してすぐに芸能事務所に入り、映画『バタアシ金魚』でデビューします。こちらは初出演にして主演作です。

ドラマデビューしたのも1990年でNHKの水曜ドラマ「愛されてますかお父さん」がデビュー作です。デビューして数年は映画を中心に活動していましたが、大河ドラマや連続テレビ小説にも出演していましたね。

そして1993年頃からテレビドラマの出演が増えていきます。

「あすなろ白書」

1993年には月9ドラマ「あすなろ白書」で石田ひかりさんと共に主演を務めます。

原作は柴門ふみさんの漫画で、大学生5人で作った「あすなろ会」のメンバーの恋愛や友情を描いた物語。

筒井さんの演じる掛井保は、複雑な家庭環境でアルバイトをしながら大学に通う苦学生。ですが、高校時代から付き合っている恋人がいるのに合コンに参加するなどつかみどころのない一面も。

明るく天真爛漫ななるみ(石田さん)に惹かれ、彼女がいるのに思わせぶりな態度をとったりもしていました。なるみも掛井に惹かれていたこともあり、掛井は長年の恋人と別れなるみと付き合います。ですが、自分となるみは釣り合わないという葛藤もありました。

2人は時にすれ違い、一度は破局するもののまた付き合ってというのを繰り返していましたね。

掛井となるみの物語が軸ではあるのですが、木村拓哉さん演じる取手の「俺じゃだめか」や、西島秀俊さん演じる松岡が実は掛井を好きだというショッキングなエピソードが印象に残ってしまい、ちょっと影の薄い主人公という感じになってしまっていたように感じます。

「君といた夏」

筒井さんは「あすなろ白書」の大ヒットで知名度がアップし、一気に人気俳優になります。当時はアイドル的な人気もあり、本人は戸惑っている部分もあったのだとか。

1994年には「君といた夏」で主演を務めます。こちらもラブストーリーですね。

筒井さん演じる入江耕平は大学4年生。学生最後の夏休みに友人の杉矢稔と実家で一緒に生活する計画を立てていたのですが、親戚の佐野朝美(瀬戸朝香さん)を預かることになります。朝美は19歳で短大入試のための夏期講習にやってきました。幼少期は知っていたのですがヤンキーになっていたことに驚きます。

そんな中、海外赴任の父が怪我をし、母親も赴任先に行ってしまったため、耕平と稔、朝美の3人で同居生活を送ることになります。

耕平は研究室で働く澤井憬子(松下由樹さん)に思いを寄せていたのですが、朝美にも惹かれれ2人の間で揺れ動きます。

ここでも優柔不断な男を演じていいたので、優柔不断な優男、のイメージが強くなったのではないでしょうか。

「王様のレストラン」

1995年には三谷幸喜さん脚本のドラマ「王様のレストラン」に出演。

レンチレストラン「ベル・エキップ」を舞台にしたワンシチュエーションドラマですね。筒井さん演じる原田 禄郎は初代オーナーの愛人の子でした。オーナー亡くなり、その遺言で突然「ベル・エキップ」のオーナーになります。

店は赤字続きでお客さんも少なく、みななんとなく店で働いていました。店を再建しようとした禄郎はかつて「ベル・エキップ」で働いていた伝説のギャルソン・千石 武(松本幸四郎(現:白鸚)さん)を連れ戻します。

千石は初め従業員に嫌われていましたが、だんだんと店を活気づけていきます。

禄郎は人がいいのが取り柄ですが、自分の意見はきっちりいうタイプでかつては商社で経理の担当でした。そのノウハウを活かし、従業員の首を切らずに経営を立て直し、従業員からも信頼されるようになります。

この作品に出演したことで「頼りないが憎めないお人好し」という役どころも演じるようになり、コメディもこなすようになりましたね。

また、この作品をきっかけに舞台の世界に興味を持ち、三谷幸喜さんの舞台を見に行ったり、自らも舞台に出演するようになりした。

「明日はだいじょうぶ」

1996年に放送されたドラマ「明日はだいじょうぶ」では主演を務めています。

筒井さん演じる小林元気はクリスマスイブの夜に妻を交通事故で亡くします。息子の翔太はまだ生後8か月。いきなりシングルファザーになってしまった若者の姿を描いたドラマです。今までの筒井さんのドラマとまた違うパターンでしたね。

元気は仕事に行かなくてはいけないので保育園を探しますが、すぐには受け入れてくれるところが見つからず、息子を連れて出社することに。電車の中では嫌がられ、会社でも子供が泣くと死と戸を中断しなくてはいけないという事態に。上司からはプロジェクトチームから外されてしまいます。

仕事と子育ての両立を頑張る元気の姿を描いたドラマ。息子役の赤ちゃんは撮影の2カ月の間にもリアルに成長していきその姿も楽しめるようになっていました。

「総理と呼ばないで」

1997年に放送された「総理と呼ばないで」も三谷幸喜さん脚本作品。

日本に似た架空の国の、架空の内閣を舞台にした物語で、「王様のレストラン」と似たテイストのドラマですね。

ほとんどの登場人物に役名がなく、役職名で呼ばれていました。総理大臣を演じたのは田村正和さん。無能で性格も悪く、内閣支持率は過去最低まで落ちていました。そんな中官房長官が辞任し、後任を探さなくてはいけない事態になります。ですが任せられる人物がおらず、娘の家庭教師に来ていた大学院生(筒井さん)が官房長官を務めることになります。

本人は政治に興味がなく、選挙にすらいったことがないという人物でした。そのため、政治家にはない斬新なアイデアを出すこともありますが、正論を言うため煙たがられていましたね。

会見をする前に「どうも、官房長官です」と照れた感じでいうのがなんだかおもしろかったです。

90年代は数々の人気ドラマに出演していた筒井さんですが、2000年代からは映画や舞台に力を入れるようになりました。2020年の「半沢直樹」では今までのイメージと正反対の悪い役をやって注目されました。

これからの筒井さんがどんな役を演じるのか楽しみですね。

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ドラマ 1990年代 筒井道隆

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