佐藤雅彦プロフィール
電通に入社し、CMプランナーとして現在も記憶に残る多数のヒットCMを手掛けた佐藤雅彦さん。
電通退社後には企画事務所TOPICS設立。99年より慶應義塾大学環境情報学部教授、2006年より東京芸術大学大学院映像研究科教授として、学生と共に研究を行っています。
人気番組『ピタゴラスイッチ』や、『0655』『2355』、小学生~高校生向けの番組『考えるカラス〜科学の考え方〜』『テキシコー』などの企画・監修にも携わっています。
佐藤雅彦教授が手掛けたインパクトに残るCM
80年~90年代によくテレビで流れていたCM「ドンタコス」「スコーン」「ポリンキー」「バザールでござーる」。
これらは全て佐藤雅彦教授が手掛けた作品です。
どのCMもインパクトがあるフレーズで今でも印象に残っていますよね。
ポリンキーやバザールでござーるのキャラクターも、ピタゴラスイッチなどでよく見るキャラクターにタッチが似ていてとても可愛らしいです。
これらの他にも、「カローラⅡに乗って~」でお馴染みのカローラⅡのCMや、紅茶「ピコー」のCMなど、印象に残るCMを多数手がけています。
ドンタコス
スコーン
ポリンキー
バザールでござーる
大ヒットした『だんご3兄弟』

NHK『おかあさんといっしょ』の1月の月歌として作られた『だんご3兄弟』。
最終的に292万枚も売れる大ヒット曲となり、90年代で最も売れた曲になりました。
子供たちの間でも大人気となり、絵本や関連グッズもバカ売れ、さらにはお団子屋さんも繁盛するなど社会現象を巻き起こすほどのブームに。
佐藤雅彦教授は、この曲の作詞とアニメーションのプロデュース等を担当されていました。
誰もが知っている人気のだんご3兄弟は、現在もおかあさんといっしょで歌われていて、長く人気のあるヒット曲となっています。
プレイステーションソフト『I.Q』
プレステ全盛期である1997年に発売されたソフト『I.Q』。
迫りくるキューブに押しつぶされないように、キャラクターを動かしながらキューブを消していくというシンプルなゲームでした。
CMなども放送され大ヒットを記録したゲームでしたが、こちらも佐藤雅彦教授が手掛けました。
2018年に発売された「プレイステーション クラシック」にも内蔵され、長い間親しまれているソフトです。

20年以上続く『ピタゴラスイッチ』やその他人気番組も!

「ピタゴラ装置」や「アルゴリズム体操」など、人気コーナーが多数ある長寿番組『ピタゴラスイッチ』。
2002年の放送開始以来、現在までEテレで放送されています。
かわいいキャラクターや、独特なタッチで描かれたアニメーションなど、佐藤雅彦ワールドが堪能でき、子供から大人までファンが多い番組ですね。
その他にも、『0655』『2355』『テキシコー』『考えるカラス』などのEテレ番組の監修や、子供に人気の絵本「コンがらがっち」シリーズなど、どれも佐藤雅彦教授らしい独特の世界観がつまっています。
