大正期には、当時猛威を振るっていたコレラに対しての予防を前面に打ち出し、謳い文句が「消化と毒けし」に変わりました。
当時はコレラに対する治療法が徹底されていなかったこともあり、全国紙に一頁広告を幾度も掲載して「消化を良くし、胃腸を健やかにすべし」との考えを遍く広め定着させたことで、仁丹の売り上げはさらに飛躍することになります。
なお昭和に入ると一頁広告の隅に「昭和の常識」と称した豆知識コーナーが添えられるようにました。
「消化」と「毒けし」
目を見張った仁丹の広告塔
もちろん現在も販売中です
仁丹シリーズ|森下仁丹株式会社