マザー
蜘蛛型の魔物の頂点に君臨する女王で、全世界に五体存在する神話クラスのモンスターであるクイーンタラテクトの一体で、エルロー大迷宮内の全タラテクト種の親となる存在。「眷属支配」のスキルを用い、ピラミッド構造の頂点に立つことで巨大な群れを支配下に置いてきた。
転生した主人公の産みの親であり、上述の呼称もそれにちなんだものだが、双方にとって親子の情といえる物は皆無であり、「私」のみならず、自分の子供であるスモールレッサータラテクトすら貪り食っている。一方で高い知能を持っており、「私」からの精神攻撃で自身のステータスが弱体化しても諦めず、あらゆる策を講じて勝ちを手中に収めようとするなど、「私」と似ている部分がある。
ギュリエディストディエス
システムの管理者の一人で、作中で舞台となる世界の神に相当する存在。火龍レンドの死を感知したことをきっかけに主人公と接触を図り、以後は彼女を庇護する「D」の干渉も挟みつつ敵対こそしないが、互いに警戒心を緩めない微妙な関係を続けていく。
D
世界最悪の邪神を自称する謎の女性。作中では「私」やギュリエディストディエスの眼前に唐突に出現させたスマートフォンを介し声だけで介入するが、底知れなさと美しさや意図を示しつつ、何の感情も悟らせない。他に「死神」や「邪神」、「最終の神」などの異称も並びたてられる、神の世界でも屈指の実力者である。
彼女自身は神らしく人間のことを観察するに留めて直接的な干渉を避ける超然とした存在だが、それとは別に愉快犯的な言動や悪戯が目立つ。本人は邪神だからと言ってそれらについて悪びれる様子を全く見せない。予定調和を良しとせず、不確定性に重きを持ち、結果がどう転んだとしても面白いか否かを行動原理とする。
マンガ「蜘蛛ですが、なにか?」の見どころ
主人公は蜘蛛です。元女子高生ということですが前世の名前も容姿も不明。ですが、言葉や思考のはしばしにJKらしさがあふれており、またカラー版だとピンクのドット柄の蜘蛛で、それなりにかわいらしさあり。とはいえ蜘蛛なので、しかも転生先世界の最大迷宮に生まれてしまったため、捕食される危機をかわしつつ自身も敵を狩って喰っていかなくてはならない。必死の思いで少ないスキルを駆使して捕獲したカエルや虫を「まずい・・・」と言いながら食べるさまが、蜘蛛のくせに妙にかわいいです。
でも敵からの攻撃をかわし次の手を瞬時に考えて繰り出す戦闘シーンはスピード感満載。戦いながらレベルアップやスキル獲得ががんがん積み上がっていき、その凄まじい量のスキルを組み合わせての戦闘は、まるでマンガでEスポーツを見るようです。
物語の背後には世界を傍観する存在や、主人公と同じく転生したクラスメイトや、人間と魔族とエルフの熾烈な戦いがあるのですが、単純に「私」がレベルアップし大物と戦っていき、自身がすさまじい大物に育っていく展開を楽しんでいくといいと思います。
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