1992年から放送されていたコーセールシェリのパウダーのCM.
唐沢寿明さんと水野美紀さんがカップルを演じていますね。女性が「ねえ、チューして」「チューしてよ~」と可愛くおねだりし、その後男性からキスというCMでしたね。
見ていてドキドキするようなCMですが、実は水野さんはキスするということを事前に伝えられていなかったそうです。だからびっくりしたような酢の顔をしているんですね。そこもまたリアルに感じるのがいいところなのでしょうけれど、当時まだ水野さんは18歳だったので仕事でキスは仕方ないにしろ、事前に説明はしてほしかっただろうなと思います。
8.焼肉焼いても家焼くな
こちらも1992年のCM.日本食研のバンサンカン焼き肉のたれのCMです。
「カンカンカンカン バンサンカン 焼肉焼いても家焼くな」というフレーズを2回くり返すので耳に残りますよね。「カンカンカン」で火の用心をイメージしているのでしょう。
特に意味のない言葉なのですが、独特の節も付いているので印象に残るCMでした。
9.すったもんだがありました
こちらは1994年に放送されたタカラCANチューハイのCMのフレーズ。すりおろしりんごの入ったチューハイで、当時は画期的だったのですが、それよりも本当にすったもんだがあった宮沢りえさんにこのセリフを言わせていいのか?と話題になりましたね。
1992年に(当時)貴花田関と婚約、のちに婚約解消した一連の騒動をみな連想したことでしょう。1994年の流行語大賞にも選ばれました。
宮沢りえさんはその後結婚、離婚されましたが、再婚されて幸せそうなので今なら笑い話になりますね。
10.私、脱いでもすごいんです
こちらは1995年のエステのTBCのCMのフレーズですね。面接官に「世の中顔だけで行けると思っていない?」と言われる女性が「私、脱いでもすごいんです」と返すCM。かなり印象的でしたね。出演しているのはモデルの北浦共笑さん。
この頃は就職氷河期で強い女性をイメージしたCMで支持されたのですが、今だったら色々問題になりそうですね。
TBCのCMは1992年に坂井真紀さんが出演していた「ぜったいきれいになってやる」というCMも話題になりましたね。
印象に残るCMを振り返ってみると今だったらNGだろうなというものも多かったですね。その分時代を象徴している感じがして余計に懐かしく思いました。