1.美しい人はより美しく、そうでない方はそれなりに
富士フィルム「写ルンです」のフレーズです。樹木希林さんと岸本加世子さんがカメラ店の店員を演じたシリーズは1980年頃から2018年に樹木さんが亡くなるまで続きました。
「美しい方はより美しく、そうでない方はそれなりに写ります」というフレーズは1980年のCM。元々は「美しくない方も美しく」だったのですが樹木酸の提案で「それなりに~」という表現になったそうです。
2000年にこのCMをリメイクして2人プラス田中麗奈さんも出演したCMでは「美しい人はより美しく、そうでない方はチョーそれなりに写ります」というフレーズになっていました。
2.私はこれで会社をやめました
1984年から放送されていたマルマン禁煙パイポのCMです。
3人の男性が登場し、1人目、2人目は片手に禁煙パイポを持ち「私は、この禁煙パイポでタバコを止めました」「私もこのパイポでタバコを止めました」といいます。そして3人目は小指を立て「私はこれで会社をやめました」という」CMですね。
小指を立てるのは女性を表していて、女性関係で会社を辞めたということでジョークのCMですね。すごく印象に残った人も多いでしょう。このCMが話題となり、パイポの売り上げはやく6倍も伸びたのだとか。
3.幸せってなんだっけ
1986年から放送されていたキッコーマンぽんずしょうゆのフレーズ。明石家さんまさんが出演するCMでこちらはセリフではなく歌の歌詞ですね。
「しあわせって何だっけ なんだっけ ぽん酢しょうゆはキッコーマン」というフレーズが印象に残っています。
この曲が話題になり、1987年と2009年にCDも発売されています。2009年バージョンは「ぽん酢しょうゆ」ではなく「うまい醤油」に代わって「キッコーマン 特選 丸大豆しょうゆ」のCMソングとして使われていました。
4.24時間戦えますか
1989年から放送されていた「リゲイン」のCM。出演は時任三郎さん。こちらもフレーズではなく歌の歌詞ですが、「24時間戦えますか」という歌詞は今見るとブラック企業に思えてしまいますね。バブル時代を象徴するようなCMです。
「勇気のしるし」というタイトルで時任三郎さんが牛若丸三郎太の名前でリリースし、ヒットしました。余談ですが小学校のころ朝の歌というのがあり、この曲を歌っていました。小学生にも人気があったのですが、小学生が「ジャパニーズビジネスマン」と歌う姿は今思うとシュールです。
5.もっと端っこ歩きなさいよ
1990年に放送された金鳥「タンスにゴン」のCM.
ちあきなおみさんが道を歩いているところに、自転車に乗った美川憲一さんがやってきて「もっと端っこ歩きなさいよ」というCMですね。美川さんのイメージがこのCMでだいぶ変わったのではないでしょうか。
美川さんは当時不祥事を起こして再起を図っている時でした。コロッケさんが物まねをしたこと、このCMに出演したことが再ブレイクのきっかけになっています。実は美川さんは自転車に乗れなかったのですが断ったら次はないと思い、休み時間に練習したのだとか。意外なエピソードですよね。
6.きれいなおねえさんは、好きですか。
こちらは1992年から放送スタートした「パナソニック・エステジェンヌ」という美容家電のCMです。
女性向きの商品でありながら、男性に訴えかけるようなフレーズが印象的でした。若い男性でも購買する人が増えたのだとか。
CMには時代を象徴する美人女優が起用されていて、初代は水野真紀さん。その後、松嶋菜々子さん、片瀬那奈さん、中谷美紀さん、仲間由紀恵さんが出演しました。
2008年頃からはきれいなおねえさんのフレーズは使われなくなり、「いそがしい人を、うつくしい人へ。」というキャッチコピーになっています。
7.ねえチューして
1992年から放送されていたコーセールシェリのパウダーのCM.
唐沢寿明さんと水野美紀さんがカップルを演じていますね。女性が「ねえ、チューして」「チューしてよ~」と可愛くおねだりし、その後男性からキスというCMでしたね。
見ていてドキドキするようなCMですが、実は水野さんはキスするということを事前に伝えられていなかったそうです。だからびっくりしたような酢の顔をしているんですね。そこもまたリアルに感じるのがいいところなのでしょうけれど、当時まだ水野さんは18歳だったので仕事でキスは仕方ないにしろ、事前に説明はしてほしかっただろうなと思います。
8.焼肉焼いても家焼くな
こちらも1992年のCM.日本食研のバンサンカン焼き肉のたれのCMです。
「カンカンカンカン バンサンカン 焼肉焼いても家焼くな」というフレーズを2回くり返すので耳に残りますよね。「カンカンカン」で火の用心をイメージしているのでしょう。
特に意味のない言葉なのですが、独特の節も付いているので印象に残るCMでした。
9.すったもんだがありました
こちらは1994年に放送されたタカラCANチューハイのCMのフレーズ。すりおろしりんごの入ったチューハイで、当時は画期的だったのですが、それよりも本当にすったもんだがあった宮沢りえさんにこのセリフを言わせていいのか?と話題になりましたね。
1992年に(当時)貴花田関と婚約、のちに婚約解消した一連の騒動をみな連想したことでしょう。1994年の流行語大賞にも選ばれました。
宮沢りえさんはその後結婚、離婚されましたが、再婚されて幸せそうなので今なら笑い話になりますね。
10.私、脱いでもすごいんです
こちらは1995年のエステのTBCのCMのフレーズですね。面接官に「世の中顔だけで行けると思っていない?」と言われる女性が「私、脱いでもすごいんです」と返すCM。かなり印象的でしたね。出演しているのはモデルの北浦共笑さん。
この頃は就職氷河期で強い女性をイメージしたCMで支持されたのですが、今だったら色々問題になりそうですね。
TBCのCMは1992年に坂井真紀さんが出演していた「ぜったいきれいになってやる」というCMも話題になりましたね。
印象に残るCMを振り返ってみると今だったらNGだろうなというものも多かったですね。その分時代を象徴している感じがして余計に懐かしく思いました。