PCエンジン
元々、ファミコン初期のサードパーティーとしてノウハウを築いたハドソンの構想
ファミコン登場から4年後でした
1983年のファミコン登場から4年。
8BITゲーム機はまさにファミコン一強だった時代に、ファミコンへの最初のソフト供給会社だったハドソンがNECと組んで挑んだのが「PCエンジン」でした。
商品名のPCからは、当時8BITパソコンの雄であったNECのイメージが伝わってきます。
87年当時、申し分のないスペックを引っ提げて登場したPCエンジンは、ファミコンに慣れ親しんだ子供たちの目に鮮やかに飛び込んできました。
ほぼゲーム機と化していたPC9801VM以降シリーズ! - Middle Edge(ミドルエッジ)
「Huカード」という点もファミコンと違って目を惹きました
ファミコン陣営と戦い、次なる16BITの戦いにも挑むことになったPCエンジン
任天堂のファミリーコンピュータが発売から4年経過し、その市場を受け継ぐポストファミコンとして開発、市場に投入され、ファミリーコンピュータやセガ・マークIIIと競合。後にスーパーファミコンやメガドライブと競合した。
NECグループとしてはコンシューマ初参入ハードで、ハードウェアとソフトウェアの開発はハドソン(現・コナミデジタルエンタテインメント)が担当していた。
発売当時としては常識を覆す高速・高性能であり、任天堂のシェアを崩すには至らなかったが、新規ハードとして一定の普及に成功し国内市場では1992年時点でスーパーファミコンに次ぐ24.7%のシェアを占めていた。
コア構想に基づき多くの本体・周辺機器が発売され、光学ドライブ・CD-ROM・マルチタップなどの機器はライバル機種や次世代機でも採用されており進歩的な設計であった。 同時にゲームとアニメが融合した文化を作り上げたゲーム機である。これは次世代機PC-FXの設計思想の土台にもなっている。
16BIT時代まで、セガとは長くライバル関係となりました
【メガドライブ】ファミコンの後継ポジションを狙った熾烈なゲーム機戦争、セガは16BITメガドライブを引っ提げてファミコンやPCエンジンに戦いを挑みました。 - Middle Edge(ミドルエッジ)
開発経緯と優れた設計思想
ハドソンが開発を企画
ファミコン最初のサードパーティーだったハドソンは、ファミコンで十分な利益と経験を積んだことでしょう
初作でいきなりミリオンヒットを達成した「ロードランナー」はじめ、ハドソンはファミコンで次々に大ヒット作品をリリースしていきました。
【ファミコン】任天堂、ナムコ、コナミ、バンダイ、カプコン、エニックス、スクウェア…錚々たるゲームメーカーたちのファミコンゲーム参入第一弾を振り返る。 - Middle Edge(ミドルエッジ)
コア構想とは
8BIT機戦争から16BIT機戦争まで、PCエンジンが長く戦える根拠となったコア構想
PCエンジンの大きな特徴でした