変わった役が多い?香取慎吾さんの出演ドラマまとめ

変わった役が多い?香取慎吾さんの出演ドラマまとめ

小学生のころからSMAPの一員として活動されてきた香取慎吾さん。ドラマにも数多く出演されています。香取さんの出演ドラマをまとめてみました。


ドラマデビューは「あぶない少年III」

「あぶない少年」シリーズは元々光GENJIが主演を務めていましたが、「あぶない少年III」はSMAPが主演を務めました。全員、本名で出演していましたよ。香取さんはこの時まだ11歳でした。放送部のMCの役でしたよ。他のメンバーと年が離れているイメージがありますが、一番上の中居さんもこの時まだ16歳です。

湘南にある「渚学園中等部」が舞台で、放送部員のSMAPのメンバーと他のメンバーが様々な事件を解決していきます。ドラマの途中でバラエティコーナーもありました。

他に光GENJIの赤坂晃さん、佐藤アツヒロさん、坂本昌行さん、城島茂さん、国分太一さん、ホンジャマカ、観月ありささん、千堂あきほさんなどが出演していました。今考えてみると豪華ですよね。

「沙粧妙子-最後の事件-」では犯人役を

「あぶない少年Ⅲ」に出演後は、「時間ですよ 平成元年」、「腕に覚えあり」、「お願いデーモン!」などのドラマに出演されました。

そして1995年に「沙粧妙子-最後の事件-」に出演されました。17歳の時ですね。

「沙粧妙子-最後の事件-」は浅野温子さん主演で浅野さんは警視庁捜査第1課の警部補で猟奇殺人の犯人を追っています。

ジェットコースターのような急展開のドラマにオカルトのような雰囲気もあり、人間が本来持っているという悪意を題材にしています。重厚なサスペンスですね。

香取さんは第1の爪剥ぎ連続殺人の犯人。殺害後に、被害者の右手の小指をはぐという猟奇殺人半です。ですが実行犯で真犯人は別にいて真犯人に外見、性格、殺人の方法などをマニュアルとして渡されていました。沙粧へのアピールのため、殺人を繰り返させられていたのです。最後は投身自殺しています。

アイドルが今まであまり演じなかったような役だったので話題になりましたね。

「未成年」では知的障害者の役を

1995年には野島伸司さん脚本のドラマ「未成年」にも出演。主演はいしだ壱成さんで同世代の5人の若者の青春と葛藤を描いたストーリー。若者の青春群像劇として当時大ヒットしました。当時未成年だった人の間では特に注目されていましたよね。

香取さんは室岡仁、通称デクを演じています。デクは頭に深い傷がある知的障害者。心優しい性格で動物が好きです。ある日子供たちがカメにいたずらをしようとしていたところを助け、それから子供からいじめのターゲットにされてしまいます。

ひょんなことからいしださん演じるヒロと出会います。

物語の後半では反町さん演じる暴力団の構成員であるゴロの持っていた拳銃で、本人にその気はなかったのですが銀行員無差別殺人未遂事件を起こしてしまいます。5人は警察に追われることになり、立てこもるという物語のキーパーソンになっていますね。

「沙粧妙子-最後の事件-」と同じ年に放送されたドラマですが、どちらも全く違う、それぞれ難しい役どころだったと思います。

初主演は「透明人間」

香取さんの連ドラ初主演作となったのは1996年の「透明人間」。ドラマデビューが11歳で主演をしたのは19歳の時ですね。

香取さん演じる長谷川半蔵は報道カメラマンを目指して本土にやってきた青年。ある日偶然手に入れた薬で1時間だけ透明人間に変身できるようになります。

透明になってスクープを狙い、カメラマンとして活躍する一方、事件の黒幕である「ゼウスグループ」の悪事を暴いていくという物語。

透明になるわけですから全裸で活躍します。お尻も丸出しにした熱演が当時話題になりました。

共演は深津絵里さん、山田麻衣子さん、石田純一さん、黒木瞳さん。


「ドク」ではベトナム人青年を

同じく1996年に放送された「ドク」は安田成美さんとのW主演。香取さんはベトナム人青年グェン・フォン・ドク、通称、ドクを演じています。

安田さん演じる長瀬雪は、ベトナムに旅行した際、ドクに出会います。その後帰国して語学学校の日本語教師として就職するのですが、そこでドクと再会します。

デクもいじめられていましたが、ドクもいじめられていていましたよね。差別を受ける切ない役を演じられていました。2人はやがて惹かれあうのですが、2人の間には様々な壁がありました。

共演は椎名桔平さん、菅野美穂さんなど。今井美樹さんの歌う主題歌「PRIDE」もヒットしましたね。

「蘇える金狼」では復讐の鬼を

1999年に放送された「蘇る金狼」は、大藪春彦さんのハードボイルド小説を原作にしたドラマ。ただし、原作とは年齢や性格の設定などが大幅に変わっていました。

香取さん演じる朝倉哲也は、新東和信販に入社します。

義理の兄富士木和正が自殺未遂と思える状況で発見され、長期入院をしていました。ですが、哲也と和正の恋人、ユリは彼は自殺をするような人間じゃないと信じていました。そして会社にはめられたのだと悟り、素性を隠して入社したのです。

普段は温厚でやさしい性格を装い、実は復讐のために裏で動いていました。普通の人間は『豚』で、自分と同じ世界の人間は『獣』だという独特の感性の持ち主です。

こちらもまた難しい役どころだったのではないでしょうか。

香取さんの代表作を振り返るとちょっと変わった難しい役柄が多いですね。DVD化されておらず見ることができない作品も多いので配信などでもいいのでもう一度見たいですよね。

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