勉強にも役立ったファミコンソフト
「ゲームは1日1時間」と子どもの頃、きつく親に言われていた人も多いのではないでしょうか?そのようにファミコンなどのゲームは、勉強の敵のように扱われていましたが、時が経ち、今、考えてみると「あの時のあのゲームが役立っている」なんて事も多かったりします。
そこで、ここでは勉強にも役立ったファミコンソフトを紹介します。
桃太郎電鉄シリーズ
サイコロを振って、目的地を目指す不朽の名作スゴロクゲーム。
日本を旅していくうちに、都道府県の場所や、長万部(北海道)や本部(沖縄)のような難解都市名も覚えたりと、ある意味、一番、社会に出てから実用性があったゲームではないでしょうか?
また、各都市の名産品なども桃鉄で覚えた人が多いはず。
信長の野望シリーズ
織田信長など歴史上の武将を選んで全国統一を目指す歴史シュミレーションゲーム。大名だけでなく、蜂須賀小六など配下武将なども自然と覚えてしまい、戦国時代だけ異常に興味を持って勉強した人もいたはず。
日本史のテストで戦国時代だけ強い人は、大半信長の野望派でしょうね。
大航海時代シリーズ
前述の「信長の野望」と同じ光栄が出した歴史シュミレーションゲーム。
同じく前述の「桃鉄」が日本地図を覚えられたとすれば、「大航海時代」は世界地図。イスタンブールやヴェネツィア、モザンビークなど世界の都市の名前と位置を覚えられた。
タイムツイスト 歴史のかたすみで
ディスクシステムから発売された肉体と精神が分離させられた「おれ」が、様々な動物などに魂を入れて冒険するアドベンチャーゲーム。途中途中でゲーム中にロジックパズルや数学パズル、歴史に関するクイズなどのミニゲームが用意されていて、特にパズルは難解で数学力をアップさせていたことが間違いない。
ポパイの英語遊び
これは「勉強になった」というよりは、「勉強用ソフト」。
ドンキーコングのゲームに似た構成で、英語のスペルを覚えることができる。
今の3DSのような携帯ゲームが主流で、英語の必要性も今並だったら、もっと流行ったかもしれませんね。
ドンキーコングJR.の算数遊び
前述の「ポパイの英語遊び」の第2弾、教育用ソフト。
ある意味、そろばん同様、計算力アップにつながり、今風に言えば、高齢者の脳トレにも役立ちそうなソフト。
現在、wii(wii U)のバーチャルコンソールで配信中でプレイ可能。
ドラクエ4 第3章武器屋トルネコ
言わずと知れた超名作RPGの第4弾。
メインキャストそれぞれのショートストーリーがある「Ⅳ」は、バイトをしてお金を稼ぎ、そのお金で欲しいものを買って、またそれを売ってお金を作るなど、現代社会の仕組みを覚えられる名作だった。
ファミコントレード
最後に番外編。
なんと80年代に、ファミコンで実際の株取引ができるソフトがあった!
任天堂と野村證券が組んで、電話回線につないで株取引が可能になった先進的すぎるもの。
勉強の枠を超えて実戦機ですが…。
今から30年以上前にテレビゲームを使って株をやろうと考えた発想が凄い!
以上となります。
現在、親となっている人も、子どもに頭ごなしに「ゲームはダメ!」と言うのではなく、活用方法いかんでは、逆に夢中に覚えて勉強になるものもあることは忘れてはいけないですね!そう考えるとスマホも使い方次第で勉強にもなるのではないでしょうか。