『神州魍魎変』とは?
『神州魍魎変』
小説の発売と同時にオリジナルビデオとしてアニメ化も実現しています。
OVA版『神州魍魎変』
今回の記事では、こちらOVA版『神州魍魎変』の内容を中心に振り返っていきます。
OVA版『神州魍魎変』の本編動画・ストーリー
巻之壱.黄金の竜
巻之弐.妖魔蠢動
巻之参.剣風魔魂
巻之四.霊峰血戦
時代は元禄16年。物語の主人公は、天流不動剣を継承した葉月影七郎(はづきかげしちろう)。下野国に配置された葉月藩の藩主・高晴の異母弟にして、幼ないころからその才能を見出され、門外不出の流儀とされる天流不動剣を会得します。影から葉月藩を守る存在として暗躍していますが、普段はそれを隠すために遊び人として振る舞っていました。
ある日、江戸にて葉月藩の重臣・内藤帯刀が暗殺されてしまいます。首謀者は、江戸幕府の重鎮・柳沢吉保。その目的は、葉月藩領内の那須九峰に存在するといわれている金の鉱脈「黄金の竜」を我がものにすることにありました。
「黄金の竜」を手に入れるためには、天上人の血を引く帯刀の娘・織絵と交わらなければならないと知った吉保。当然、織絵を拉致しようと画策しますが、その企みを阻止したのは、織絵の幼馴染みにして天流不動剣を振るう影七郎でした。
しかし、吉保は野望を諦めず、新たに「黄金の竜」を狙う勢力として豪商・紀伊國屋文左衛門も加わってくる始末。とうとう織絵は連れ去られてしまい、その身は吉保の主君である将軍・徳川綱吉に犯されてしまいます。それによって「黄金の竜」の在り処が明らかになり、織絵は自らの手によって自分の命を断ってしまいました。
織絵を死なせてしまい、彼女を救えなかったことを悔やむ影七郎。傷心に浸っている間もなく、影七郎は今回の事態の沈静化を図るべく、「黄金の竜」が眠っている茶臼岳に向かうのでした…
OVA版『神州魍魎変』の魅力とは?
魑魅魍魎と戦う和風ファンタジーでありながら、時代劇ならではのチャンバラアクションもしっかり楽しめます。影七郎の魅せる天流不動剣は…