OVA版【創世聖紀デヴァダシー】エヴァを意識した世界観やエッチなエネルギーで動くという独自性が魅力的!

OVA版【創世聖紀デヴァダシー】エヴァを意識した世界観やエッチなエネルギーで動くという独自性が魅力的!

Windows搭載PC向けの恋愛アドベンチャー・戦闘シミュレーションゲームとして開発された『創世聖紀デヴァダシー』。2000年にPCゲームとオリジナルビデオとしてアニメ化されたコンテンツが同時発売されました。今回の記事では、OVA版『創世聖紀デヴァダシー』に焦点を当て、その本編動画やストーリー・魅力を振り返っていきます。


『創世聖紀デヴァダシー』とは?

『創世聖紀デヴァダシー』

OVA版『創世聖紀デヴァダシー』

今回の記事では、こちらOVA版『創世聖紀デヴァダシー』の内容を中心に振り返っていきたいと思います。

OVA版『創世聖紀デヴァダシー』の本編動画・ストーリー

エピソード1.既視感―デジャヴュ―

エピソード2.チャンダリーの火

エピソード3.未来―ビジョン―

西暦2012年、人類は異星生命体の出現によって絶滅の危機に―――。
物語の舞台は隔離された閉鎖地域の東京。そこで暮らす中学生の男の子・亜納ケイとその幼馴染の女の子・松戸ナオキを中心に物語が展開されていきます。

勉強嫌いのケイは政府公認という地球防衛組織スピリッツに勧誘され、異星生命体と戦うための巨大ロボット・デヴァダシーに乗ることになります。ケイに想いを寄せるナオキもデヴァダシーのパイロットとして行動を供にすることに。
スピリッツの基地では、すでにデヴァダシーのパイロットとして活躍する御名串アマラや他の女性パイロットたちとの出会いがあり、少し浮かれてしまうケイ。そんなケイのだらしない表情にナオキはやきもちを焼いてしまうのでした。
いざ異星生命体との戦いが始まると、ケイはアマラとペアを組まされて、二人でデヴァダシーに搭乗することに。戦闘の中でアマラが消耗してしまうと、次は、アマラぶりもに代わってナオキがケイとペアを組んで戦うことになります。しかし、それと同時にデヴァダシーは人間の性的興奮をエネルギーとして動いていることが明らかになり、ナオキは性的干渉を強制されるデヴァダシーへの搭乗に違和感をもつように…
アマラ・ナオキと二人の女性の間で揺れ動くケイの気持ちは?そして、絶滅の危機に瀕している危機的な状況を人類は打破できるのか?

OVA版『創世聖紀デヴァダシー』の魅力とは?

デヴァダシーが有機的な動きをするところ、パイロットの動きや感覚にフィーリングするといった描写は『新世紀エヴァンゲリオン』そのものといった印象です。そして、搭乗するパイロットが精神的に侵食されてしまう場面や、それに伴ない、人格が崩壊するというような展開もあって『新世紀エヴァンゲリオン』を彷彿とさせますよね。
OVA版『創世聖紀デヴァダシー』の劇中では、明確に示唆こそなされていませんでしたが、デヴァダシーの存在そのものが異星生命体に近いといった設定も匂わせていました。このようなところも『新世紀エヴァンゲリオン』のエヴァンゲリオンと使徒の関係性と類似しています。
『新世紀エヴァンゲリオン』のシリーズが好きなら、OVA版『創世聖紀デヴァダシー』も楽しくご覧になれると思いますよ。ぜひ両者の類似点や相違点を意識しながら視聴してみてくださいね。

濡れ場があったり、ヌード姿がご覧になれる場面こそありませんが、デヴァダシーが搭乗者の性的なエネルギーを動力源として動いていることで、女性パイロットの喘ぎ声を堪能できるところが素晴らしいです。
ここで出演している声優陣に着目してみると、ナオキを演じている永田亮子さんの仕事ぶりもいいですが、アマラを演じている…

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