【訃報】作詞家・小倉めぐみさん死去。南野陽子は追悼コメントを発表

80年代から90年代を中心に、南野陽子やSMAPらの楽曲を手掛けた作詞家・小倉めぐみさんが、9月14日に亡くなっていたことが明らかとなりました。61歳でした。

小倉さんは80年代に作詞家として頭角を現し、1987年に公開された南野陽子主演の東映映画「はいからさんが通る」の主題歌「はいからさんが通る」や、1994年発表のSMAPのヒットシングル「がんばりましょう」をはじめ、少年隊や酒井法子などアイドルの楽曲を中心に詞を提供していました。このたびの訃報に対し、南野は「コロナ禍までは、1年に1度は必ずお会いしていて、もう少ししたらお会いできると思っていました。私自身、めぐみさんが紡がれた物語にどれだけ励まされてきたことか…心よりご冥福をお祈り申し上げます」との追悼コメントを発表しています。

前述の通り、80年代から90年代にかけてアイドル系の楽曲を得意としていた小倉さん。ここでは、彼女が世に送り出したヒットシングルをいくつか振り返っておきましょう。彼女のご冥福を祈るとともに、これらの楽曲の魅力を再確認しておきたいところです。

南野陽子が1987年1月に発表した「楽園のDoor」。南野の6枚目のシングルであり、同年2月公開の東映映画「スケバン刑事」の主題歌に起用され、南野初となるオリコン1位を獲得しました。

1987年12月に発表されたシングル「はいからさんが通る」。南野の10枚目のシングルであり、主演映画「はいからさんが通る」の主題歌として大ヒットを記録しました。同曲で、「楽園のDoor」以来連続5曲でオリコン1位を獲得しています。

1994年9月発表のSMAP14枚目のシングル「がんばりましょう」。フジテレビ系列で放送された「なるほど！ザ・ワールド」のテーマ曲であり、累計売上70万枚超と、SMAPの人気上昇に大きく貢献しました。翌1995年に放送された深夜番組「SMAPのがんばりましょう」にて、番組タイトルにも使用されています。

1994年12月発表のシングル「たぶんオーライ」。「がんばりましょう」のヒットを受けて発売されたSMAP15枚目のシングルであり、フジテレビ系列で放送されていた「夢がMORI MORI」のテーマ曲に使用されました。こちらも「がんばりましょう」同様にヒットを記録しています。