OVA版【巴がゆく!】1990年代を反映したスケバンもの!光GENJIのローラースケート流行にも影響?

OVA版【巴がゆく!】1990年代を反映したスケバンもの!光GENJIのローラースケート流行にも影響?

『BASARA』『7SEEDS』などの名作で知られる漫画家・田村由美さんが生み出した『巴がゆく!』。1990年代に有りがちなスケバンものの作品ですが、当時、爆発的に流行ったローラースケートの要素も取り入れられました。今回の記事では、そんなOVA版『巴がゆく!』に焦点を当てて、本編動画やストーリー・魅力などをご紹介させていただきます。


『巴がゆく!』とは?

『巴がゆく!』

OVA版『巴がゆく!』

今回の記事では、OVA版『巴がゆく!』の内容を中心に振り返っていきたいと思います。

OVA版『巴がゆく!』の本編動画・ストーリー

”首都高の巴御前”と呼ばれ、お得意のローラースケートによる危険なパフォーマンスを繰り返していた女子高生・王島巴。その度胸や腕っぷしの強さからスケバンとして有名で、不良たちの間でも一目置かれるような存在でした。
ある日、親友の明美を自動車事故で亡くしたことで、巴はローラースケートで走ることをしなくなり、ぼんやりと過ごす毎日。そんな時、スタントマン養成所『グリーンシップ』の教官・上総からスカウトされ、巴は一緒に生活するようになります。
3カ月程の時間が流れ、次第に、巴は上総に好意を寄せるようになりますが、それと同時に『グリーンシップ』の裏稼業についての話を耳にするように。スタントマンを養成するといった表向きのものとは別に、その裏では、優秀な人間を集めてスパイや暗殺者などの養成を行なっているのだといいます。
常軌を逸した事態に巻き込まれてしまった巴が迎える物語の結末とは…?

OVA版『巴がゆく!』の魅力とは?

正義のスケバンといった少女漫画の王道

現在では絶滅してしまったスケバンの存在。その文化が色濃く反映されているのが『巴がゆく!』です。同じようなコンテンツに、

『スケバン刑事』

具体例を挙げていくと…

これらのものは、『スケバン刑事』の人気に追随して登場したコンテンツといえますよね。『巴がゆく!』も、まさにそんな作品のひとつといえるのでしょう。当時、スケバンものに夢中になっていたミドルエッジ世代も少なくないですよね。現在の日本から失われてしまったスケバン文化を楽しめ、どこか懐かしさを感じさせるのも『巴がゆく!』の魅力だと思います。

ローラースケート流行にも便乗

『巴がゆく!』にローラースケートの要素を盛り込まれたのも、そのような当時のブームに便乗したものと考えられます。
先ほどのスケバンものという括りで例えるなら、『スケバン刑事』のヨーヨー、『セーラー服反逆同盟』の薔薇など、それらのコンテンツを象徴するようなアイテムが設定されていることは多いです。『巴がゆく!』の場合は、その象徴にローラースケートが採用されていて、そこに作品ならではの個性を感じさせます。
ローラースケートならではの、アクロバティックな動きやスピード感のある描写が楽しめるのも面白いです。

二人のイケメンの間で揺れ動くヒロイン

軟派な印象と冷静沈着の二面性をもつ伊織、冷徹なダークサイドの上総、それぞれタイプの違うイケメンぶりにも注目したいですね。それぞれの巴にみせるイケメンぶりは女性には堪らないものがあると思います。
どちらが好みかはユーザーによって分かれるかと思いますが、上総が好きだというファンもかなり多いようですね。愛される悪役みたいな条件を満たしていて、抱えてる闇の深さ、巴だけに見せる優しい表情、冷徹のようで人間味を感じさせるところは『機動戦士ガンダム』のシャアにも通じる格好良さがあります。

OVA版『巴がゆく!』のまとめ

正義のスケバンといった当時の少女漫画の王道をいくようなストーリー性が面白いOVA版『巴がゆく!』。トップアイドル『光GENJI』の人気にあやかり、ローラースケートという要素を取り入れていたのも魅力的です。
スケバンものとしては珍しく、恋愛要素を強く押し出しているところも女性ファンには堪らないでしょう。二人のイケメンの間で揺れ動く巴の感情に、多くのユーザーが共感してしまうと思います。記事内には本編動画も掲載していますので、この機会にぜひご覧になり、その魅力を堪能なさってみては如何でしょうか。
現在の日本から消えてしまったスケバン文化を懐かしめ、ある意味、ミドルエッジ世代には堪らないはずです。

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