『巴がゆく!』とは?
『巴がゆく!』
OVA版『巴がゆく!』
今回の記事では、OVA版『巴がゆく!』の内容を中心に振り返っていきたいと思います。
OVA版『巴がゆく!』の本編動画・ストーリー
”首都高の巴御前”と呼ばれ、お得意のローラースケートによる危険なパフォーマンスを繰り返していた女子高生・王島巴。その度胸や腕っぷしの強さからスケバンとして有名で、不良たちの間でも一目置かれるような存在でした。
ある日、親友の明美を自動車事故で亡くしたことで、巴はローラースケートで走ることをしなくなり、ぼんやりと過ごす毎日。そんな時、スタントマン養成所『グリーンシップ』の教官・上総からスカウトされ、巴は一緒に生活するようになります。
3カ月程の時間が流れ、次第に、巴は上総に好意を寄せるようになりますが、それと同時に『グリーンシップ』の裏稼業についての話を耳にするように。スタントマンを養成するといった表向きのものとは別に、その裏では、優秀な人間を集めてスパイや暗殺者などの養成を行なっているのだといいます。
常軌を逸した事態に巻き込まれてしまった巴が迎える物語の結末とは…?
OVA版『巴がゆく!』の魅力とは?
正義のスケバンといった少女漫画の王道
現在では絶滅してしまったスケバンの存在。その文化が色濃く反映されているのが『巴がゆく!』です。同じようなコンテンツに、
『スケバン刑事』
具体例を挙げていくと…
これらのものは、『スケバン刑事』の人気に追随して登場したコンテンツといえますよね。『巴がゆく!』も、まさにそんな作品のひとつといえるのでしょう。当時、スケバンものに夢中になっていたミドルエッジ世代も少なくないですよね。現在の日本から失われてしまったスケバン文化を楽しめ、どこか懐かしさを感じさせるのも『巴がゆく!』の魅力だと思います。