肝油って?
肝臓に含まれる液体とか言われましても、子供どころか大人でもいまいちピンとこない感じがしますが、この絶妙な歯ごたえ、甘さ、そして一日に一粒だけというこの勿体つけたレア感は、少年少女のハートを鷲づかみにしたに違いありません。
どういう目的で?
元々は栄養不足を補うものだったのですね。
幼稚園や小学校で配布されていたというのも頷けます。
栄養素
やはりピンときませんが、私が子供の頃に持ってた知識としては「とても栄養がある」ということと「食べ過ぎるとやばい」ということで、「食べ過ぎるとどうなんだろう?」という疑問が常にあったように記憶しています。
肝油ドロップ
肝油誕生史
なんと、甘く美味しいと思っていた肝油が、元々は独特の臭気があったようですね。
しかも甘味がないとか、お子様には大変に不評だったのではないでしょうか。
個人的にはどんな味かちょっと気になりますが。
医薬品
さすがは医薬品、やはり食べすぎはヤバいようですね。
私も小学生時代、夏休みのとき親に一缶買ってもらったことがありまして、「憧れの肝油がいつでも好きなだけ食べれる!うっひょー!」と大いに興奮したのを覚えていますが、実際たくさんあると一粒のありがたみが薄くなりまして、「一日一粒ってのは大事なんだな…」と子供心に学習した夏の日の出来事でありましたとさ。