OVA版【妖世紀水滸伝-魔星降臨-】水滸伝の豪傑たちが現代の世に生まれ変わって大暴れ！

今回の記事では、こちらのOVA版『妖世紀水滸伝-魔星降臨-』を中心にその内容を振り返っていきます。

清美の行方の情報を求め、酒場を訪れた尊輝。厄介ごとに巻き込まれることを嫌った店主は、腕っぷしの強い用心棒として普段からタダ酒を飲ませていた羽村良をつかって尊輝を追い出そうとします。
二人は拳を交えるも、尊輝は須賀流柔術の使い手、羽村はこれまで幾多の戦場を潜り抜けてきた元傭兵、両者の力量は拮抗していてお互いの実力を認め合うのでした。二人の戦いぶりは、酒場でピアニストとして腕を振るう絶世の美女に見えるニューハーフ・間宮美幸も見ていて、美幸は尊輝に恋愛感情にも近い気持ちを抱くようになります。
じつは尊輝や羽村・美幸は水滸伝の豪傑の生まれ変わりで、こうして運命の再会を果たしました。そして、残り二人の英傑たちとも再会することに。尊輝は清美を探し出すことができるのでしょうか？その背後にいるであろう蛟龍会との対決はどのような結末を迎えるのでしょうか？

本編では頭蓋骨をカチ割るようなパンチを繰り出しますが、尊輝の強さというのは極めて現実的なものといえるでしょう。リアリティーがあるところに好感をもてます。

最終戦に挑む場面で、急にこんなコスチュームに変わったことも制作側の確信犯といえるでしょう。サプライズ的な展開には驚かされ、かなりのインパクトがあります。ランボーとキャッツアイというのも斬新な組み合わせですよね。

この二人は穏和で優しい印象なのに、急にスイッチが入って、本性を露わになるところが凄いです。マイケルも裸になると筋肉ムキムキで、いつでも傭兵に復帰できそうな体つきをしているし、冴子の二面性のギャップも衝撃的なものがあります。

それぞれの登場人物の意外性・サプライズといったところに、OVA版『妖世紀水滸伝-魔星降臨-』の魅力があって、かなりパンチの効いたキャラクターデザインが面白いです。

本格派アクションとして見応え充分なOVA版『妖世紀水滸伝-魔星降臨-』。格闘・銃撃戦と派手なドンパチが展開されて、思わず画面から目が離せなくなります。登場人物それぞれのキャラクターデザインという部分でも、その意外性・サプライズに惹き込まれてしまうでしょう。
出演されている声優も関俊彦さんをはじめ、佐々木望さん・山寺宏一さん・田中秀幸さん・川村万梨阿さん・三石琴乃さんと有名どころが揃っているのも嬉しいですね。
記事内には本編動画も掲載していますので、この機会にぜひ視聴して、その魅力を堪能していただければと思います。