『デジタル・デビル・ストーリー』とは?
『デジタル・デビル・ストーリー』
OVA版『デジタル・デビル物語 女神転生』
原作の小説1巻『女神転生』を原作として制作されたのがOVA版『デジタル・デビル物語 女神転生』。今回の記事では、こちらの内容を中心に振り返っていきたいと思います。
『デジタル・デビル物語 女神転生』の本編動画・ストーリー
クラスの同級生・中島朱実とは、どこかで会った気がするが、どこで会ったのか思い出せません。朱実はプログラミングに長けており、その知識を活かし、密かにコンピューターによる悪魔召喚プログラムを制作していました。
転入当日、朱実は古文の女性教師・小原をコンピューター学習室に呼びつけていました。朱実のことが気になっていた弓子も興味本位からコンピューター学習室を覗きに行くと、そこにはパソコンによって召喚された悪魔ロキを満足させるため、その生贄として自らの女体を捧げて巧悦な表情を浮かべる小原の姿を目の当たりします。
ロキは次の生贄を求めたため、朱実はその場を目撃された弓子を陥れようと画策するのでした。儀式が行なわれた、その時…
『デジタル・デビル物語 女神転生』の魅力とは?
1980年代のデジタルデバイス
まだWINDOWSも登場されていないため、モニター画面の表示もMS-DOSをベースとしている部分も見逃せないポイントといえるでしょう。タイピングや起動音などの細かな演出・効果音に注目してみても面白いと思いますよ。
独特な世界観で描かれるエログロ描写
グロさという要素においては、現実社会に具現化されたロキによって、次々に人間が食べられていく描写はゾっとさせられます。しかし、生首や肉片が飛び散るような演出を避け、血しぶきだけで表現していることから、その手の演出が嫌いなユーザーであっても気分を害することはないと思います。
エログロ描写が、ほかのOVA作品に見られるようなダイレクトな表現ではなくて新しいです。
朱実・弓子の関係性
そこから二人の距離感が変化していき、命を懸けてお互いに助け合うようになるところは感慨深いですね。終盤の朱実が弓子を救うため、抱きかかえ、ケルべロスに跨って颯爽と駆け抜ける場面は感情を揺さぶるものがありますね。
『デジタル・デビル・ストーリー』の関連商品
ミドルエッジには、『デジタル・デビル・ストーリー』の関連商品を扱った記事がありましたので、こちらのリンクを掲載しておきます。ご興味のある方は、ぜひご覧になってみてくださいね。
≪デジタル・デビル物語 女神転生≫メガテンの基礎! - Middle Edge(ミドルエッジ)
OVA版『デジタル・デビル物語 女神転生』のまとめ
現在ではゲームコンテンツとして知られている『女神転生』シリーズ。その物語の始まりを映像として楽しめるOVA版『デジタル・デビル物語 女神転生』を振り返ってみました。1980年代当時のデジタルデバイスの存在、適度なエログロ描写、主人公たちの関係が変化していくところが魅力的です。ゲームはプレイしているけど、このOVA版の存在を知らなかったユーザーは、この機会に記事に掲載している本編動画をご覧になってみては如何でしょうか。
実際に視聴して記事以外に感じた魅力やご感想などあれば、ぜひ記事にコメントにお寄せくださいね。