『ブラックマジックM-66』とは?
『ブラックマジックM-66』
1987年にはアニメ化!
OVA版『ブラックマジックM-66』
原作コミックの第四章『BOOBY TRAP』を題材とし、アニメ化したものがOVA版『ブラックマジックM-66』。マシン型式やおおまかな背景は原作を踏襲しているものの、登場人物はアニメオリジナルとなっています。
OVA版『ブラックマジックM-66』の主題歌
『FINALLY~ストリート・ダンサーに愛をこめて』
※エンディングテーマ
『GEOMETRY~この街が好きだから』
※挿入歌
作詞:阿部孝夫
作曲:黒住憲五
編曲:天野正道
歌手:北原優紀
OVA版『ブラックマジックM-66』のストーリー
極秘裏に開発された2体の新型アンドロイドM-66。輸送運搬中に行方をくらましてしまい、軍部は回収に追われていました。なんとか1体のM-66の捕獲には成功するも、残る1体のM-66は取り逃がしてしまいます。
M-66には開発者の孫娘であるフェリスをターゲットとした試験プログラムが組まれており、何も事情を知らないフェリスはM-66から命を狙われることに。
特ダネを追い求め、ジャーナリストとして軍部の緊急出動を追う主人公シーベル。M-66の回収現場を目撃したことで事態を知り、フェリスを救うため、迫るM-66の脅威からの逃亡劇に巻き込まれていくのでした…
OVA版『ブラックマジックM-66』の本編動画
OVA版『ブラックマジックM-66』の魅力とは
基本的には、殺人アンドロイドからの逃亡劇といった展開を迎えるOVA版『ブラックマジックM-66』。この構成から脳裏を過るのは…
『ターミネーター』
世界的なヒットとなった、こちらの洋画作品です。OVA版『ブラックマジックM-66』にはタイムスリップや未来を変えるといった要素はありませんが、感情のない殺人アンドロイドから命を狙われ、ハラハラドキドキの逃走劇を繰り広げるといった構成は似ています。
スリリングな展開の連続というところは、名作『ターミネーター』と共通するOVA版『ブラックマジックM-66』の魅力だと思います。
『ブラックマジックM-66』の関連商品
完全版資料集『ブラックマジックM-66』
『ブラックマジックM-66』絵コンテ集
DVD版『ブラックマジックM-66』
現在は製造・販売されていませんが、当時はフィギュアも発売されていたようで、Twitterなどに完成品の画像をアップしているファンは多いです。
完成度の高さやこだわりっぷりに驚かされますね。
OVA版『ブラックマジックM-66』まとめ
コアなファン層からは良作アニメとして支持されているOVA版『ブラックマジックM-66』。
資料集や絵コンテといったものも商品化され、当時は多くのユーザーを虜にしました。
ハラハラドキドキさせられるストーリー展開も去ることながら、M-66のキャラクターデザインといったところも注目されているようです。洋画『ターミネーター』とは違い、女性をモチーフにしているといった要素も大きいのかもしれませんね。
記事内には本編動画も掲載しており、比較的に短時間で視聴できるボリュームの作品です。この機会にご覧になって、1980年代を振り返りながら、この良作アニメの世界観に触れてみては如何でしょうか。