100億の借金を背負った男のマネーゲーム・ドラマ「100億の男」

100億の借金を背負った男のマネーゲーム・ドラマ「100億の男」

ビックコミックスピリッツで連載されていた人気漫画をドラマ化した作品「100億の男」を覚えていますか?緒方直人さんが主演したドラマ版と漫画の違いなどを見ていきましょう。


「100億の男」とは?

「ビックコミックスピリッツ」で1993年26号から1996年11号まで連載されていた国友やすゆきさんの漫画です。コミックスは全12巻。文庫版は全8巻です。作者の体験を生かして描かれた漫画だそうですよ。(100億で人生を売ったという訳ではないでしょうけど)

この漫画を原作としたドラマが1995年7月から月曜22時から関西テレビ制作、フジテレビ系列で放送されていました。

月曜22時のドラマ枠というのもすでに懐かしいですね。昔はフジテレビの月曜日は2時間連続ドラマだったんですね。ちなみにこの枠は1996年で廃止され、その後は2016年までSMAP×SMAPが放送されていました。

「100億の男」のあらすじ

平凡なサラリーマンだった富沢琢矢はある日突然100億の借金を背負うことになります。久我山財閥のトップである久我山天善から、蒸発した母の連帯保証人として借金を負わされたのでした。琢矢には将来を約束した恋人、広瀬和美がいたのですが、久我山の娘である沙貴の陰謀で別れさせられてしまいます。さらに交通事故に遭ってしまうという悲劇。琢矢には和美は事故死したと伝えられていました。

100億もの借金を返せるはずがないので琢矢は自分の人生を久我山に売ることに。こうして琢矢は100億の男となりました。100億の価値のある男になろうと志します。

琢矢の前には沙貴を始め華僑のトップに立つヤン・メイチュワンなど様々な女性たちがビジネスパートナーや敵となって登場します。物語のメインはマネーゲームなのですが、様々な女性と琢矢のやり取りも見ものでした。

その後、和美と再会するのですが、すでに二人は住む世界が違っていたのです。

あらすじを見ただけでもドラマ向けのストーリーですよね。古い漫画・ドラマですがこういうストーリーが好きな方は多いでしょう。今でも楽しめると思います。

ドラマと漫画はどう違う?

「100億の男」のドラマが放送されたのは1995年。連載が終了したのは1996年ですから、ドラマ放送当時はまだ完結していませんでした。よって、ドラマ版はオリジナルのラストが描かれています。

というより後半からはドラマオリジナルストーリーになっています。

100億の借金を背負った経緯、その後いくつかのエピソードは原作とほぼ同じですが途中からは関わっているんですね。

また、原作では和美が琢矢とは住む世界が違ってしまったと思い去っていきますが、ドラマ版では琢矢が復縁を迫ります。結局は断られてしまうので結末は同じなんですけどね。

原作では数多くの女性キャラクターが登場しますが、ドラマには出演していないキャラクターも多いです。逆に川端圭介というキャラクターはドラマオリジナルなのですが、ドラマではかなりのキーパーソンになっています。

原作とは展開が違うので漫画を読んでいる人でもドキドキと展開を楽しむことができたでしょうね。

ドラマ版のキャスト&スタッフ

主演は緒方直人さん!

ドラマ版のキャストは上記の方々でした。緒方直人さんはまじめな役のイメージがあったので、今までとはちょっとイメージの違うキャラクターでしたね。

鷲尾いさ子さんは沙貴のイメージに合っていました!

キャストを振り返るとちょっと懐かしい面々も見かけられますね。

主題歌は「TUBE」

主題歌はTUBEの「あの夏を探して」でした。ドロドロしたお金のドラマにさわやかなTUBEというのは意外ですよね。

「100億の男」のスタッフ

演出は、「ニューヨーク恋物語」「古畑任三郎」「花ざかりの君たちへ〜イケメン♂パラダイス〜」などを手掛けた松田 秀知さん、「白鳥麗子でございます!」「いいひと。」「新・木曜の怪談 怪奇倶楽部〜学校の七不思議」などを手掛けた村上 正典さん、梅沢利之さんの3人で担当されていました。

そして脚本は山永明子さん。1900年代の連続テレビの脚本を手掛けた脚本家です。他には「魔法少女ちゅうかなぱいぱい」「スキャンダル」「真夜中を駆けぬける」などを担当されていました。2000年代にはほとんど活動がなくなり、2010年にはシナリオ協会から引退されています。

「100億の男」は現在でも見られる?

「100億の男」はVHSやDVDなどが発売されておらず、現在のところ配信もされていません。再放送で見たという話も聞かないので現在みるのは難しいです。

じつは初回から視聴率が低迷していたドラマだったのです。ですから今後もソフト化や配信というのは難しいかもしれませんね。

題材としてはドラマ向けだと思いますし、原作は面白いのですがちょっとキャストや主題歌などイメージに合わないところがあったのがヒットにつながらなかったのかもしれませんね。

ストーリーだけでももう一度確認したいという方は原作漫画を読んでみてください。ドラマとはまた違いますし、途中からはストーリーも違いますが漫画も面白いですよ!漫画は電子書籍でもありますのでまずはお試しもいいですね。

100億の男(1) 100億の男 (ビッグコミックス) | 国友やすゆき | 青年マンガ | Kindleストア | Amazon

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