OVA【ジェノサイバー】グロ描写でカルト的な人気を誇る!ストーリー・魅力まとめ

OVA【ジェノサイバー】グロ描写でカルト的な人気を誇る!ストーリー・魅力まとめ

1990年代のOVA作品で、アメリカでは過激なグロ描写が話題となりました。小説・漫画と媒体からのアニメ化ではなく、ストーリー・脚本の全てがオリジナルというところも見逃せないポイント。今回は、そんな『ジェノサイバー』にスポットを当てて、各話エピソードや魅力などを紹介していきたいと思います。


『ジェノサイバー』とは?

『ジェノサイバー虚界の魔獣』

OVA作品『ジェノサイバー』のストーリー

双子の姉妹であるエレインとダイアナ。二人は”ヴァジュラ”と呼ばれる未知の生体エネルギーを秘めており、その謎の究明や技術革新における人体実験の対象として生きてきました。エレインの”ヴァジュラ”は特に強大で、精神的な繋がりをもつダイアナは、エレインの能力を抑制するといった役割があります。
ある日、感情の爆発とともに”ヴァジュラ”を暴走させたエレイン。しかし、ダイアナはエレインの”ヴァジュラ”をコントロールするといった自分自身の役目に対して反発し、逆にエレインの暴走を促してしまいます。すると、二人の精神は融合反応を起こし、驚異的な”ヴァジュラ”をもつ生命体・ジェノサイバーへと変異を遂げるのでした…

OVA作品『ジェノサイバー』の各話エピソード

第1話.ジェノサイバー誕生

双子の姉妹であるエレインとダイアナは、生まれながら未知の生体エネルギー”ヴァジュラ”を秘めた存在。養父の科学者ケネスは、姉妹の体を研究対象として、絶大なパワーを利用した生体兵器の開発を進めていました。
しかし、エレインは拒否して逃走。ケネスの指示を受け、ダイアナが追跡してきたため、姉妹の”ヴァジュラ”が激しくぶつかり合う壮絶な戦いに発展するのでした…

第2~3話.対決!ヴァジュラノイド

エレインは自らの”ヴァジュラ”によって起きた爆発に巻き込まれ、時空を超え、未来にタイムスリップ。しかし、時代は戦火の真っ只中で、力を持たない人間たちは無残な死を遂げる地獄のような世界でした。
一方、アメリカ国防総省は正体不明のジェノサイバーによる脅威に対抗すべく、外部企業によって開発されたテスト兵器”ヴァジュラノイド”を実戦投入するのでした…

第4~5話.アークド・グランの神話

戦争は終わり、100年の月日が経過。激戦によって、それまでの文明都市の大半を失なった人類たち少しずつ復興を遂げていました。しかし、新たに建設された文明国家アークド・グランは平和な街のよう見えますが、市長グリムソンによる狂気の独裁体制が敷かれていました。
希望を抱いて街を訪れたリュウとメル。云われなき罪を被せられてしまい、かつての文明都市が眠る地下に逃げ込むのでした。そこには朽ち果てたジェノサイダーの姿が…

OVA作品『ジェノサイバー』の魅力とは

過激なグロ描写

子供の頭部や手足が吹き飛んだりといった場面が多く、決して万人向けのコンテンツとはいえない『ジェノサイバー』。正直、グロ耐性がないユーザーにはおすすめできる内容ではありません。
逆にいうなら、そういった描写があることで、一部からカルト的な人気を誇っているのだと思います。現在のアニメには見られないような残虐なシーンが目白押しで、こういった内容を好むユーザーには堪らないものでしょう。
見る限りは無駄にグロい描写をしているわけではなく、戦争の悲惨さや狂気といったものを表現するのにパンチを効かせているのではないでしょうか。そういった意味でも、制作側からのメッセージが、そういった場面に込められているようにも思えてきます。

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1990年代 OVA

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