レディオヘッドのトム・ヨークが結婚を発表!!
イギリスのロックバンド「レディオヘッド(Radiohead)」でメインボーカルなどを務めるトム・ヨーク(51)が、9月19日にイタリア人女優、ダジャナ・ロンシオーネと結婚していたことが明らかとなりました。
第一報はこちらです!
ダジャナの故郷であるイタリア・シチリア州バゲリーアで結婚式を挙げたという二人。新型コロナウイルスの感染拡大の影響から、家族や友人による小規模な式を希望していたようで、また式にはシチリアの文化と生活様式を取り入れたとのことです。なお、レディオヘッドのメンバーは全員が出席したそうで、結婚式の模様を収めた写真も公開されました。
結婚式の写真はこちらです!
10月にはホラー映画「ダニエル・イズント・リアル」のサントラに参加!
結婚が大きな話題となっているトム・ヨークですが、10月9日に発売となるホラー映画「ダニエル・イズント・リアル」のサウンドトラックのリミックスに参加。手がけたのは「Isolation Theme」という楽曲のリミックスで、サントラの「エクスパンデッド・エディション」に収録されているとのことです。現在YouTubeで音源が公開されていますので、興味のある方はぜひチェックしておきましょう!
リミックス音源はこちら!
後進のアーティストに大きな影響を与えた「レディオヘッド」とは?
洋楽に興味のある方であれば、一度は名前を聞いたことはあるであろう「レディオヘッド」。具体的にどんなグループなのでしょうか?ここで軽く振り返っておきましょう。
トム・ヨーク、ジョニー・グリーンウッド、エド・オブライエン、コリン・グリーンウッド、フィル・セルウェイの5人で結成され、1992年にメジャーデビューを果たしたレディオヘッド。翌1993年に発表したアルバム「パブロ・ハニー」からシングルカットされた「クリープ」で注目を浴び、一躍人気グループの仲間入りを果たしました。
彼らの音楽性ですが、当時流行していたオルタナティヴ・ロック、ポストパンクなどを軸とし、さらに電子音楽、ジャズ、現代音楽といった要素を取り入れた多彩なロックサウンドを展開。アルバムごとに音楽性が変化しており、1995年のアルバム「ザ・ベンズ」ではアコースティックやサイケといった要素をギターロックに昇華、1997年のアルバム「OK コンピューター」ではロックとエレクトロニカの中間的な音楽性を標榜し、同アルバムは90年代のポップ・ミュージックの金字塔と評されるなど、全世界で高い評価を受けています。
その後「キッド A」「アムニージアック」といったアルバムを発表し、エレクトロニカ・現代音楽の分野へと傾倒、ジャズなども貪欲に吸収し、世界を代表するロックバンドのひとつに数えられるまでに成長しました。これらの功績が称えられ、2011年には「ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100組のアーティスト」の第73位、2019年にはロックの殿堂入りを果たしています。
レディオヘッドの名曲を振り返りたくなった方はこちらで!
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