OVA版【影技-SHADOW SKILL】ファンタジー世界で繰り広げられる格闘ロマン!

OVA版【影技-SHADOW SKILL】ファンタジー世界で繰り広げられる格闘ロマン!

RPGにあるようなファンタジー世界観において、魔法・剣術といったものを否定し、敢えて格闘ロマンといった方向に舵を切った『影技-SHADOW SKILL』。クルダ流交殺法による格好良い技の数々や主人公・ガウの成長が面白いです。今回の記事では、OVA版の作品を中心に魅力を紹介していきたいと思います。


『影技-SHADOW SKILL』とは?

『影技-SHADOW SKILL』

『影技 SHADOW SKILL』(シャドウスキル)は、岡田芽武による漫画作品、およびそれを原作とするOVA、テレビアニメ、小説。 (中略) 聖王国アシュリアーナという架空世界を舞台に、多くの人々との出会いや別れ、そして数々の闘いを通じて、一人の少年が闘士として成長してゆく様を描いたファンタジー。物語の基礎になったのは、漫画家デビュー前に岡田が描いていた同人誌。岡田の商業誌デビュー作である。 1992年に竹書房の『コミックガンマ』で連載が開始されたが、1996年6月号をもって同誌が休刊となったのち、富士見書房の『月刊ドラゴンジュニア』で連載。休載の後、講談社のアフタヌーン増刊で連載。同誌の廃刊にともない、『月刊アフタヌーン』に移動するが2006年2月号にて一時休載、2009年9月号より連載再開(事実上の不定期連載となっていた)。このように何度かの出版社の移籍と掲載誌の変更・休載を経て、『アフタヌーン』2014年5月号まで足掛け22年にわたって連載された。長期連載のため初期と現在の絵柄がかなり違っている。物語は完結を迎えたが、未回収の伏線が多々ある。 早くからメディアミックス展開を行っており、OVAや『林原めぐみのTokyo Boogie Night』でのラジオドラマが展開されるが、テレビアニメになったのは1998年だった。

https://ja.wikipedia.org/wiki/SHADOW_SKILL

Wikipedia - SHADOW SKILL

当記事ではOVA版『影技-SHADOW SKILL』の第1期シリーズに焦点を当てて記載し、その後に、第2期シリーズやテレビアニメ版を紹介していきたいと思います。

OVA版『影技-SHADOW SKILL』のストーリー

盗賊に住んでいた村を襲われ、幼いころに両親を亡くしてしまった主人公ガウ。クルダ流交殺法影技の使い手であり、女性にして最強の傭兵と認められた闘士に与えられるというセヴァール(修練士)の称号を持つエレに拾われ、それ以後、弟として育てられました。
エレからクルダ流交殺法を習いながらも成長を遂げ、14歳の誕生日を迎えたガウ。毎年の恒例行事となっている両親の墓参りに生まれ故郷の村に向かいます。墓参りを済ませると、エレはガウの成長ぶりを確かめるために真剣勝負を始めます。すでにガウはエレと同様の技量を身に付けているはずなのに、戦いはエレが圧倒して一方的な展開となりました。
何よりもガウの成長を楽しみにしていたエレは、ガウの戦いぶりに落胆し、半日の猶予を与えて再び拳を交えると言います…

OVA版『影技-SHADOW SKILL』の魅力とは?

ファンタジー×格闘要素の斬新な組み合せ

戦争を描いた大河ドラマや武具・魔法といったものを中心に描く作品が大半を占めるなか、『影技-SHADOW SKILL』はファンタジーな世界観を舞台に格闘ロマンを展開しており、他の作品ではなかなか類似するものがない特徴となっています。

クルダ流交殺法のアクロバティックな動き

そして、常人離れしたバトル展開は『ドラゴンボール』『北斗の拳』『聖闘士星矢』といった人気コンテンツを彷彿とするものがあり、どんな必殺技が繰り出されるのか、ついついワクワクしながら見入ってしまいますね。

主人公ガウの抱える葛藤と成長ぶり

ガウにとって、エレは、セヴァールになるために乗り越えていかなければいけない存在。
とうとう真剣にエレと向き合う覚悟を決めたガウは、再戦では、エレと互格の戦いを演じるのでした。両者の戦いの決着の行方は…

関連コンテンツのご紹介

OVA版『影技-SHADOW SKILL』第2期シリーズ

テレビアニメ版『影技-SHADOW SKILL』

概要&内容

OVA版『影技-SHADOW SKILL』まとめ

第1期シリーズの本編は40~50分で構成されており、ストーリー展開のテンポがいいのも見逃せないポイントです。ファンタジー×格闘ロマンといった斬新な組み合せと、クルダ交殺法の妙技の数々、主人公ガウの成長ぶりをぜひご覧になってください。
機会があれば、OVA版の第2期シリーズやテレビアニメ版も記事として取り上げていきたいと思います。

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1998年 格闘 OVA

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