アニメ「頭文字D」

頭文字Dは週刊ヤングマガジンで1995年から2013年まで連載されていた人気漫画です。18年もの間連載されていたんですね。コミックスは全48巻です。
普通の高校生である藤原拓海は実家の藤原とうふ店の配達で中学生の頃から峠道を運転していました。そこで知らず知らずのうちにドライビングテクニックを身に着けていたのです。「赤城レッドサンズ」のNo.2である高橋啓介に勝ったことからその名が知れ、色々な相手から勝負を挑まれることに。はじめは流されて勝負を受けていたのですが、次第に走り屋として目覚めていきます。
拓海を中心に走り屋たちの青春を描いた物語で主人公の乗っていた「ハチロク」は中古市場で高い値を付けたり、実際のレーシングドライバーにも「頭文字D」の愛読者が多いなど様々な影響を与えています。
人気漫画のため、何度もアニメ化もされています。
First Stage:1998年4月から12月まで(フジテレビ系列)
Second Stage:1999年10月から2000年1月まで(フジテレビ系列)
Third Stage:2001年公開(劇場版)
Fourth Stage:2004年から2006年まで(アニマックス)
Fifth Stage:2012年から2014年まで(アニマックス)
Final Stage:2014年(VODサービス)
その他、OVAや新劇場版もあります。子ども向けアニメではないのにこれだけ長く続くというのはすごいですよね。
オープニング・エンディングが気になる!

頭文字Dのオープニング・エンディングは、ダンスチューン。軽快なリズムがカーバトルとマッチしていてかっこいいんですよね。オープニング。エンディングだけでなくバトルシーンでもダンスミュージックが流れていましたよ。
アニメが始まったのは90年代後半でダンスミュージックブームよりちょっと後ですが、流行とは関係なく使われていたんですね。
エイベックス関連の曲を多く使っています。ちなみに、「頭文字D」のOVAもエイベックスから発売されています。エイベックスとの関係は深そうですね。
頭文字D - Wikipedia
新劇場版になってからはちょっと感じが変わっていますが、それまではほとんどm.o.v.eが楽曲を担当していました。
ほとんどの楽曲を担当している「m.o.v.e」とは?

1997年から2013年まで活動していた音楽グループです。t-kimura(木村 貴志)さんがプロデュースしていました。ラップ担当のmotsu、ボーカル担当のyuriとt-kimuraの3人組です。t-kimuraは2009年にだっていしていますが、その後も楽曲提供などの形で参加しています。
first stageのオープニングテーマ「around the world」はデビュー2作品目。はっきり言ってボーカルがお世辞にも上手とは言えないのですが、何度も聞いているうちに癖になってきます。そして2ndステージになるころには歌もかなりうまくなっているのが分かりますよ。
オープニング、エンディングテーマ以外でもm.o.v.eの曲は数多く使用されています。特に1stアルバムの曲はほとんど劇中で使われていました。また、アニメだけでなくゲームでもm.o.v.eの楽曲が使用されているんですよ。
m.o.v.eというグループ名も、走り屋を題材にした頭文字Dに合っていますもんね。
メンバー自身も頭文字Dのファンだというのを公言しているそうです。頭文字D関連の楽曲が多いこともあり、m.o.v.eのファンも車好きが多いそうです。
劇中にも登場!
なんと、m.o.v.eは頭文字Dの楽曲を担当するだけではなく、作中にも登場します。4th Stageのact.20に出てくるので注目してみてください。もちろん、原作にはないエピソードです。
2005年9月から12月まで行われた4カ月連続リリースは頭文字Dとのコラボでした。4曲のPVを合わせると1つのショートムービーのようになっています。頭文字Dに登場する榛名山で撮影されていたり、ハチロクが登場したり、ファンには嬉しいことばかり。3曲目の「雷鳴-out of kontrol-」のPVは頭文字Dのスタッフが作成していて、主人公の藤原拓海も登場します。拓海の運転する車ぼ^軽野yuriが乗っているんですよ。夢のコラボですよね。
この4作が収録されたアルバム「GRID」にはショートムービーの完全版も収録されています。頭文字Dファンにはたまらないですね!まだ見たことがない方はぜひチェックしてみてください。